キリン、AIを活用した自動販売機のオペレーション最適化サービスを導入
最終更新日:2024/03/22
キリンビバレッジは、ソフトバンクが開発したAI活用の自動販売機オペレーション最適化サービス「Vendy」を2024年10月より導入すると発表しました。
このAIニュースのポイント
- キリンビバレッジ、AI搭載の「Vendy」を導入。自動販売機の効率化と売上増を目指す
- 売れ行きデータから最適な商品を提案。業務時間の10%削減、売上5%増見込み
- 商品ブランド育成にも配慮。自販機の新規設置先開拓や人材育成の時間を創出可能に
キリンビバレッジ株式会社は、2024年10月から自動販売機のオペレーション最適化サービス「Vendy」を順次導入します。このサービスは、ソフトバンク株式会社が開発したAIを活用しており、自動販売機の業務効率化と設置場所に応じた商品の最適化を実現します。2025年9月までに、全国約8万台の自動販売機に導入される予定です。
これまでキリンビバレッジは、オンラインシステムを通じて自動販売機の販売状況を遠隔で把握してきましたが、商品のラインアップや補充数、巡回ルートなどの計画は、担当者の経験に基づいて行われていました。担当者の判断のばらつきによる、品切れ、廃棄ロスの発生、巡回ルートの効率化などの課題があり、これらを解決するためにソフトバンクと共同実証を行いました。
「Vendy」には、自動販売機の販売データや巡回に伴うコスト情報などのデータが学習されており、AIで分析して売れ行きから最適な商品ラインアップを提案します。効率的な訪問タイミングや巡回ルート、補充本数まで自動生成が可能で、実施した共同実証の結果からもオペレーションに関わる業務時間の約1割の削減と、売上の約5%増が見込まれています。
また、商品ブランドの育成にも配慮した最適な商品ラインアップを提案し、自販機利用者のニーズと商品ブランドの両立を図ります。「Vendy」導入により創出された時間は、新規設置先の開拓や人材配置の柔軟性向上、従業員の育成促進に活用されます。
出典:キリンホールディングス
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