生成AI

最終更新日:2025/06/06
りそなグループの関西みらい銀行は、エクサウィザーズのAI対話型ロールプレイングサービス「exaBase ロープレ」を導入しました。AIアバターとの会話により、実践的な研修を実現し、人材育成の効率化と顧客対応力の向上を目指します。
このニュースのポイント
株式会社りそなホールディングス傘下の株式会社関西みらい銀行は、株式会社エクサウィザーズのAI対話型ロールプレイングサービス「exaBase ロープレ」を導入しました。
関西みらい銀行では、ロールプレイングがお客様対応力を磨くための有効な手段である一方、少人数運営の中で相手役を依頼する心理的負担や、同僚相手に行う際の恥ずかしさから十分活用されていません。
また、シナリオ通りに進める形式的なやり取りに終始しがちで、リアリティに欠ける点や、評価・フィードバックのばらつきも改善が必要でした。
こうした課題を解決するため、AIアバターを活用した「exaBase ロープレ」を導入。リアルな対話体験を提供し、社員が自然な形でロールプレイングを行える環境を実現しました。
「exaBase ロープレ」では、独自のシナリオ設定により、実際の商談に近い対話シナリオを設定可能です。また、AIアバターは性別や年齢などを自由に設定できます。今回は関西みらい銀行が想定する顧客のアバターを新たに開発しました。
ロールプレイングの結果は、あらかじめ定められたシナリオの評価基準に基づいて100点満点で評価します。
関西みらい銀行は、2025年4月入社の新入社員170名を対象にロビーでの対応や営業店での電話対応などの研修で利用を開始しました。
さらに、2~3年目の若手育成や、中途入社者のオンボーディングにも本サービスの活用を予定しており、対象を段階的に拡大していく方針です。
AIによる支援で、新卒社員の即戦力化と顧客満足度の向上、人材育成の高度化・効率化を目指します。
出典:PR TIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら