JR九州、駅改札にAIカメラを設置。プライバシーにも配慮
最終更新日:2024/02/15
JR九州は駅改札口での映像解析AI等を用いた実証試験を行います。改札口上部のカメラ映像から、利用客の姿勢推計および導線を分析し、利用状況を測定します。
このAIニュースのポイント
- JR九州は駅改札口での映像解析AI等を用いた実証試験を実施
- 改札口上部のカメラ映像から、利用客の姿勢推計および導線を分析
- 個人を特定する解析は行わない
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)、JR九州システムソリューションズ株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)、EDGEMATRIX株式会社、セーフィー株式会社は、お客さまに安心してご利用いただける駅づくりを目的として、駅改札口での映像解析AI等を用いた実証試験を実施します。
運賃箱付近にきっぷ投影用カメラ及びモニタ、改札上部に録画カメラを設置し、改札の利用状況をカメラ映像からAIでお客さまの姿勢推計および導線分析を行い、改札機や運賃箱の利用状況を測定。
この実証試験では、個人情報の取扱いに適用される法令に則り厳正に取扱いを行い、AIによる顔画像の抽出や顔認証など個人を特定する解析は行いません。
AIの測定結果をもとに、効果的な巡回や放送案内を実施することでサービス向上を図ります。
香椎線の奈多駅、香椎神宮駅、舞松原駅、土井駅で実施し、実証試験期間は2022年3月1日(火)から8月31日(水)までを予定。
取得した動画データの取り扱いについて、原則として2ヶ月以内に破棄し、実証試験・評価に必要となる動画データについても実証試験終了後に速やかに破棄すると発表しています。
出典:PR TIMES
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