生成AI
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最終更新日:2024/12/02
JetBは、生成AIに求める機能についてのアンケート調査を実施しました。アンケート結果から、日本がAI後進国である理由として「リテラシー不足」が浮き彫りになりました。
このニュースのポイント
JetB株式会社は、消費者が生成AIに求めている機能についてのアンケート調査を実施しました。アンケートは、全国の経営者・役員・会社員100名を対象に行われました。
米MicrosoftとLinkedinのデータによると、日本における生成AIの導入率は世界最下位で、このままAI活用が遅れれば日本の世界的な競争率が低下するおそれがあります。そこでJetBは、企業が生成AIに求めていることに関するアンケート調査を実施しました。
調査の結果、「今後生成AIで効率化したい業務」については、全体的な業務の自動化を除くと、「書類や文書の作成・確認」「顧客対応」に関心があることがわかりました。
「書類や文書の作成・確認」には「見積書の自動作成」「契約書のチェック等」などの意見が含まれており、「顧客対応」に関しては、「お客様質問への自動回答」「お問い合わせ対応」といった回答が目立ちました。
一方で、過半数の企業が「特になし」と回答しており、多くの企業がAIに対する興味関心が薄いことが判明しました。これは、日本がAI後進国であることを裏付けており、既存技術でビジネスが成り立っているため、新たな技術を取り入れる必要を感じていないと考えられます。
すでに生成AIを導入している企業に対して、「生成AIを導入した目的」を調査した結果、37.5%の企業が「社員の業務効率化」、25%が「カスタマーサポート」を目的に導入していることが明らかになりました。「今後生成AIを使って効率化したい業務調査」で回答が多かった「顧客対応」を始め、トレンドに敏感な企業は、すでに生成AIを活用してさまざまな業務を効率化しています。
今回のアンケート結果から、日本で生成AIの導入が進まない理由として、リテラシー不足が浮き彫りになりました。先行して導入を進めた企業は生産効率を大幅に向上させ競争力を高めており、導入していない企業は競争力の低下やこれまで築いたシェアを奪われる可能性が指摘されています。
出典:PR TIMES
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