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JA豊橋、害虫調査をAI予測「TENRYO」に全面切り替え。作業時間を9割程度削減見込み

最終更新日:2025/07/10

JA豊橋 AI害虫調査 TENRYO 採用

JA豊橋は、ミライ菜園が開発した防除DXアプリ「TENRYO」を活用したAI予測による害虫調査を拡大し、害虫調査をAI予測へ全面的に切り替え、作業時間を9割程度削減する見込みです。

このニュースのポイント

  • JA豊橋が防除DXアプリ「TENRYO」を導入拡大し、害虫調査をAI予測へ全面移行
  • 独自のAIで病害虫の発生を予測し、予防的なタイミングでの防除指導を強化
  • 従来のフェロモントラップを使用した調査から、作業時間を9割程度削減見込み

豊橋農業協同組合は、株式会社ミライ菜園が提供する防除DXアプリ「TENRYO」を活用したAI予測による害虫調査を拡大し、害虫調査をAI予測へ全面的に切り替えます。


「TENRYO」は、ミライ菜園が独自開発したAIが、病害虫の発生を予測しユーザーへ発生リスクをアラート、適切なタイミングでの予防的防除をサポートするスマートフォン向けアプリです。現在、キャベツやブロッコリー、タマネギなどの9種の作物に対応しており、対応作物は順次追加予定です。

従来のフェロモントラップを使用した調査では、調査結果の集約から防除計画の反映まで1週間ほどのタイムラグが発生するという問題があり、加えて近年の気象変動により発生傾向も読みづらくなっているため、害虫の突発的な発生に対応しにくいという課題がありました。

「TENRYO」では、各地の気象データとユーザーから集まる発生履歴を照らし合わせて、独自のAIで病害虫の発生を予測します。従来では害虫の存在を事後検知することしかできませんでしたが、事前に発生を予測するため予防的なタイミングでの防除指導を強化できます。

加えてJAでは、従来フェロモントラップの設置・回収・集計を人力で行っており、月40時間以上の作業時間がかかっていましたが「TENRYO」への切り替えにより作業時間を9割程度削減する見込みです。

ミライ菜園とJA豊橋の共同実証実験では、高精度での病害虫予測を実現しており、同地区でアプリを利用したキャベツ・ブロッコリー農家では収量が前年比4~15%増となりました。

ミライ菜園は、本年度から防除DXアプリ「TENRYO」の全国的な普及を目指し、導入を目指すJAや地方自治体(都道府県・市区町村)との連携を強化するとしています。

出典:PR TIMES

AIsmiley編集部

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