生成AI

最終更新日:2022/10/19
井上株式会社は、目視での確認作業を必要としている業種・業界を対象に効率、正確さ向上を目的とした AI 画像検査システム「Deep i」を 販売開始しました。
このAIニュースのポイント
井上株式会社は、製品の品質検査や農作物の数量カウントなど、目視での確認作業を必要としている業種・業界を対象にAI を導入することで、効率、正確さ向上を目的とした AI 画像検査システム「Deep i(ディープアイ)」を 2022 年 2 月より販売開始しました。
一般に、ゴルフ練習場のボールは繰り返し使用されることから、汚れ、傷、劣化が見られ、そういったボールは排除する必要がありますが、その選定作業は人の目によって行われ、単調な作業を長時間繰り返す過酷な労働となっています。また、作業者の良否判断の精度には個人差があります。
こういった課題を解消するため、良否を評価して排除する選別装置を株式会社 GPRO、日本機材株式会社、井上株式会社の共同で開発を行い、Deepi が開発されました。
Deep i は、AI を活用した高速、物体検出アルゴリズムを用いて、カメラ画角内を回転しながら移動するボールに対し、データを累積していくことで、1 台のカメラのみでの全周検査を実現しました。
AI を用いることで、これまでの画像検査システムでは難しかった、正解品にバラつきがあるモノの判別や、撮像環境に囚われない検査が可能となった点に加え、トラッキング技術を組み合わせることで、物体を転がしながらの全周検査や、カメラ本体を動かしながらの検査、複数物体の同時検査等、自由度の高い画像検査が可能になりました。
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