共通テスト「情報」を学べるAIドリルが全21の学習塾・予備校で導入スタート
最終更新日:2024/03/07
ライフイズテックとSNグループサテライトネットが、SNグループが運営する学習塾・予備校において、共通テスト「情報」を学べるAIドリルの導入を開始します。
このAIニュースのポイント
- ライフイズテックとサテライトネットが共通テスト「情報」を学べるAIドリルを導入開始
- 埼玉・長野・新潟の学習塾・予備校の全21教室で導入
- 本格的な試験対策が塾・予備校でスムーズに進められるように
プログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテックとSNグループサテライトネットは、SNグループが運営する学習塾・予備校において、共通テスト「情報」を学べるAIドリルの導入を決定しました。埼玉・長野・新潟の学習塾・予備校全21教室で、8月より高校1年生を対象にした「情報Ⅰ」コンテンツを学べる特別講座を提供します。
2022年度から全国の高等学校で開始した新学習指導要領では、教科「情報」の内容が強化され、従来は学習する人が少なかった「プログラミング」と「データの活用」についても必履修科目「情報Ⅰ」内で扱われることになりました。
また、国立大学協会は、2025年1月の共通テストの教科に「情報」を加え、国立大学の一般選抜に「6教科8科目」を課すことを原則としました。これにより多くの国立大学等が共通テストでの「情報」の選択を必須にするとみられています。共通テストの問題には、「情報Ⅰ」で学ぶプログラミングやデータの活用が必須となり、本格的な試験対策が求められます。
代ゼミサテライン予備校や小中高生向け個別指導塾を運営する「SNグループ」は、小学生から高校生までを対象とし、トータル教育サービスを提供する企業です。地方にも目を向け、すべての生徒が最先端の充実した教育を受けられるよう、オンライン学習など最先端ICTを駆使した教育サービスを提供しています。今回、その教材の一つとして、オンライン上で学習可能なライフイズテックの学習塾向け「情報AIドリル」が採用されました。
「情報AIドリル」は、基礎力定着から共通テスト対策までワンストップで提供できるサービスです。専門的な学習環境の整備が課題となる、プログラミングとデータの活用を含む全単元を網羅。AIドリルが一人ひとりの弱点を特定し、苦手箇所を反復学習する個別最適化された学習プランを提供します。アウトプットとインプットを徹底的に繰り返し、試験対策までワンストップで学習が可能です。
また、プログラミング実行環境で確かな問題対応力を養成できる点も特徴です。知識をビジュアルで体系的に理解する「スライド型教材」と、自ら手を動かして学べる「プログラミング実行環境」を用意。デジタルの問題をデジタルを通じて繰り返し学ぶことで、本質的な理解を促進し、入試本番の確かな問題対応力を養成します。
オンライン上でリアルタイムでの質問対応が可能である点、管理者向けサポートツールを提供している点も特徴として挙げられます。共通テスト「情報」のための学びをスムーズに進める手段として、今後も期待される取り組みです。
出典:PR TIMES
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