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IBMビジネスパートナー合同フェア2019 【イベントレポート】

最終更新日:2024/01/15

 

こんにちは。AIsmileyの伊藤です。

AIsmileyでは、2019年5月28日に日本IBM本社で開催された「IBMビジネスパートナー合同フェア2019」に参加し、IBM Watson搭載サービスをはじめAIサービスの取材を行ってまいりました。

出展の全体を通して、既存のサービスや技術に、IBM のAI技術を導入することで、ユーザーの操作や入力を自動化したり、ノンプログラミングで開発したり、パターンをマッチングしたりするなどの展示が目を引きました。

 

今回は、数ある展示の中から注目のAI製品・サービスを4つご紹介します。


1、顧客と従業員の満足度を、飛躍的に上げる

〇出展AI企業:日本サード・パーティ株式会社

〇AIサービス名:Third AI

 

ThirdAIは、AIをお客様の業務改善に合わせ選定、提供するAIインテグレーションサービスサービスです。

チャットボットは新たなユーザー体験を提供するお問い合わせ窓口として、24時間365日お客様からの問い合わせに対応します。

日本サード・パーティ株式会社は、ヘルプデスク分野において、小規模ヘルプデスクの早期立ち上げ、コールセンター開発など豊富な実績を持っています。

自然なAI対話によるコンタクトセンターで、電話の待ち呼を削減し、顧客の自己解決率をアップします。

 

「Third AI」 の詳細はこちら

 


2、ディープ・ラーニングの専門知識は不要、迅速に導入し、専門家の生産性を向上

〇出展AI企業:日本アイ・ビー・エム株式会社

〇AIサービス名:働き方改革支援サービスIBM Power AI Vision

 

PowerAI Visionは、映像分析用のデータに自動的にラベルを付け、モデルを訓練し、導入するためのシステムです。

プログラミングを一切必要としないエンジンを搭載しているので、システム開発からAI開発に方向転換する人や、分野の違う専門家のディープ・ラーニングのスキル獲得を容易にします。

システム開発の場合は、工数と期間がきっちりと決まっていますが、AI開発の場合は、作成したAIモデルのパラメーターや分析用のデータを見直す必要があります。

PowerAI Visionは、データのラベル付けを自動化し、データの前処理の工数を大幅に削減しながら、開発がいつ終了するかの見通しを立てながら開発を進めることが可能です。

 


3、働き方改革AIがヒアリングやWebアンケートを可視化

〇出展AI企業:株式会社ラック

〇AIサービス名:働き方改革支援サービス

 

働き方改革AI+診断サービスは、AI・人工知能を活用し、対面ヒアリングやWebアンケートによる社員の発言内容の感情を解析します。

その解析結果を可視化することで社員の腹落ち感を引き出します。

また、IT活用状況診断は、ITの利用状況をセキュリティの側面で分析し、セキュアなIT活用の提案を行います。

株式会社ラックは、セキュリティソリューションサービスを提供している企業で、同社が情報セキュリティ事業を開始したのは1995年からです。

約500社超のデータの活用には、同社が提供しているIT活用状況診断のような、信用力と実績のあるセキュアなIT活用のためのサポートが必要不可欠です。

 


4、財務会計ソフト「大蔵大臣」シリーズに音声でデータ登録

〇出展AI企業:応研株式会社

〇AIサービス名:音声次官

 

AI・自然言語処理 音声入力サービス音声次官は、大臣シリーズとデータ連携する「音声入力アプリケーション」と「データ連携アプリケーション」を提供するサービスです。

会計システム「大蔵大臣」をはじめ、応研株式会社の提供する販売・顧客管理、人事労務管理システムは、建設業や鉄鋼業、社会福祉事業などに導入されています。

「音声入力アプリケーション」は、ユーザーがスマホなどの携帯端末に話しかけるだけで、Googleの音声認識AIが音声でデータ登録し、データを大臣シリーズに連携します。

例えば、作業の開始と終了、コメントなどをスマホから音声入力するだけで、業務報告書を自動で生成してくれるので、工数を大幅に削減することが出来ます。

 


【まとめ】

今回のIBMビジネスパートナー合同フェア2019では、「業界での実績数」「ノンプログラミング」をアピールする展示が目立ちました。

AIと異なる業界で実績を積んできた開発企業が、自社の製品・サービスにIBMの提供するAIを採用することで、導入を検討している企業のAI推進担当者の運用やセキュリティなどの不安を解消しつつ、短期間での開発を提案していたのが印象的でした。

また、企業のデータ分析の専門家のコーディングやディープラーニングの知識が不足しているという課題があります。

AIチャットボットの作成が「ノンプログラミング」で行えたり、画像認識AIのモデルを「コーディング不要」で機械学習できたりするなどの展示が多いように感じました。

IT企業やソフトウェア開発企業のほかにもさまざまな分野の企業がIBMの提供するAIを採用することで、オリジナリティに溢れたAI製品・サービスが見られるかもしれません。

 

IBM Watson 搭載製品一覧はこちら

 

IBMビジネスパートナー合同フェア2019

会期:2019年5月28日(火)

会場:日本アイ・ビー・エム本社

AIsmiley編集部

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