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最終更新日:2024/11/07
AI分析で配水管の故障を予兆検知
日立システムズは、神戸市水道局とともに、上水道の水圧データをAIで分析することで、配水減圧弁の故障を早期に予兆検知する研究を行いました。AI分析を活用することで故障の予兆を検知できます。
このニュースのポイント
株式会社日立システムズは、神戸市水道局とともに、上水道の水圧データをAIで分析することで、配水減圧弁の故障を早期に予兆検知する研究を行いました。研究結果を活用することで、水道事業者やメーカーは、配水減圧弁が故障する前にメンテナンスができるようになります。
神戸市は、起伏に富んだ地形であるため、配水池を配置して自然流下方式による給水を採用しています。配水減圧弁には水圧計を設置し、定期的に水圧データを現地で回収してきましたが、故障対応には、異常の原因特定に時間がかかることや職員の負担が大きいことが課題でした。
このような課題解決のため、日立システムズでは、2023年7月より減圧弁水圧監視システムを神戸市水道局に導入し、市内60か所以上の減圧弁付近での水圧データの提供・運用を行っています。今回、さらなる運用の高度化のため、減圧弁の故障を予兆検知するシステムの実現に向けて本研究の実施にいたりました。

減圧弁への水圧のかかり方は、使用環境や製造業者などによってさまざまですが、本研究においては、劣化具合を分析したい減圧弁の水圧値と、AIで生成した数値上正常とされる減圧弁の水圧値を比較することで、対象の減圧弁の故障の程度を分析します。
令和6年1月、神戸市水道局が水圧監視システムにより減圧弁の異常を早期に発見し、迅速に対応しました。その後のAI分析で、故障の約1カ月前から早朝の水圧が正常値を超えていたことがわかり、ネジの緩みなどが原因であることが判明。この結果、AI分析を活用することで故障の予兆を検知できる可能性が示されました。
日立システムズは、検証をさらに進め、2025年度からのサービス提供開始をめざします。また、水道事故防止・最小化による住民被害の減少、水供給の安定化をめざす神戸市水道局をはじめとする全国の水道事業体の取り組みを支援していきます。
出典:PR TIMES
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