Helpfeel、新たな検索アルゴリズム「意図予測検索3」を搭載したAI-FAQ「Helpfeel」をリリース

最終更新日:2025/02/05

Helpfeelは、2025年3月10日に新たな検索アルゴリズム「意図予測検索3」を搭載したAI-FAQ「Helpfeel」をリリースすることを発表しました。

このニュースのポイント

新たな検索アルゴリズム「意図予測検索3」を搭載したAI-FAQ「Helpfeel」を2025年3月10日にリリース
「意図予測検索3」には、社内文書から効率的に情報を抽出し、生成AIによる誤った回答を防ぐための最新のRAG技術を採用
ナレッジグラフを活用し、従来のRAGの課題を克服。事実に基づいた正しい要約回答を実現

株式会社Helpfeelは、2025年3月10日に新たな検索アルゴリズム「意図予測検索3」を搭載したAI-FAQ「Helpfeel」をリリースすることを発表しました。「意図予測検索3」は、社内文書から効率的に情報を抽出し、生成AIによる誤った回答を防ぐための最先端のRAG技術を採用しており、従来の検索精度を大幅に向上させます。

これにより、業務の効率化や生産性向上が期待されます。さらに、パーソルビジネスプロセスデザインが先行導入し、同社の人事情報を全従業員が利用可能にします。

RAGは、大規模データ処理に優れた生成AI・大規模言語モデル（LLM）を活用し、社内文書を一元化して効率的な検索を可能にするRAG（検索拡張生成）技術が企業の生産性向上に期待されています。しかし、複雑なデータから正確な情報を抽出する難しさや生成AIの文脈理解の限界により、誤った回答が生成されるリスクが存在します。

「意図予測検索3」はナレッジグラフを活用し、従来のRAGの課題を克服して、事実に基づいた正しい要約回答を提供します。ナレッジグラフは情報を構造化したデータモデルで、これにより生成AIは関連性をより正確に理解でき、誤った回答を防ぎます。その結果として、信頼性のある要約回答を実現しています。

また、「意図予測検索3」は従来よりも構築期間を大幅に短縮し、10倍以上の文書量に対応することが可能です。社内文書、規程、マニュアル、Q&Aファイルなどさえあれば、迅速に文書検索システムを構築でき、企業の情報活用を一層促進します。

「Helpfeel」は、500以上のサイトで利用されている検索型AI-FAQで、意図予測検索という高度な検索アルゴリズムを使用しています。これにより、ユーザーの意図に基づいた高精度な検索が可能です。また、社内文書は検索用に適した形式に変換されデータベースに保存され、表示される回答の確認・修正も行えます。

今後は、次世代のAIエージェント拡充につながる新技術やAI技術を活かした新製品の研究開発に取り組んでいく方針です。

出典：PR TIMES