博報堂、サム・アルトマンが手掛ける「Worldcoinプロジェクト」の主要企業Tools for Humanityと提携
最終更新日:2024/10/10
博報堂は、サム・アルトマン氏が手掛ける「Worldcoinプロジェクト」の推進企業Tools for Humanityと業務提携しました。個人認証システム「World ID」の日本普及拡大に取り組みます。
このAIニュースのポイント
- 博報堂、サム・アルトマン氏が手がけるWorldcoinプロジェクトの主要企業Tools for Humanityと提携
- 人間とAIを区別する「World ID」によって信頼性の高いグローバルな経済エコシステムの構築を目指す
- 博報堂は人間とAIの区別が困難になりうる時代に向けて日本でのサービス拡大に取り組む
株式会社博報堂は、「Worldcoinプロジェクト」の主要企業であるTools for Humanityとの提携を発表しました。個人認証システム「World ID」の日本普及拡大に取り組みます。
「Worldcoinプロジェクト」とは、人間がAIの進化に備えるために必要なツールを創り出す取り組みを行うもので、Tools For Humanityがプロジェクトの普及を推進しています。
サム・アルトマン氏とアレックス・ブラニア氏、マックス・ノヴェンスターン氏によって共同発明された本プロジェクトは、人間とAIを「World ID」によって区別することでオンライン上の信頼性を向上させ、人間のみが通貨・サービスを受け取れるグローバルな経済エコシステムの構築を目指しています。
本プロジェクトに参加することで発行される「World ID」は、オンライン上で自身が人間であることを個人のプライバシーを守りながら証明できるデジタルパスポートです。この識別方法には、アレックス・ブラニア氏とサム・アルトマン氏が共同創業者を務めるTools for Humanityが開発した虹彩認証装置「Orb」と呼ばれる装置を用いています。
「World ID」を手に入れることで、企業はAIを使った複数アカウントによる不正応募といった問題の防止や人間しか参加することのできないゲームやコミュニティの形成が可能になります。
博報堂は、2023年12月から新規事業共創プログラム「Hakuhodo JV Studio」でTools for Humanityと本サービスの生活者に対する受容性の実証実験を実施し、この成功をもとに「World ID」の日本でのサービス拡大に取り組みます。
現在、世界で約600万人以上が「World ID」を認証しており、博報堂は人間とAIの区別が困難になりうる時代に向けて、重要なツールであることの認知拡大を目指していきます。
出典:HAKUHODO
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