生成AI

最終更新日:2026/10/16
「生成AIパスポート」大幅改訂
GUGAは「生成AIパスポート」のシラバスを大幅に改訂し、2027年2月開催の試験から適用すると発表しました。AIエージェントに関する内容やAIガバナンス、活用法などの項目を大幅に拡充します。
このニュースのポイント
一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)は、生成AIリスクを予防する資格試験「生成AIパスポート」のシラバスを大幅に改訂し、2027年2月開催の試験から適用すると発表しました。
個人や組織で生成AIの活用が広がる一方、生成物の不適切な利用やAIへの過度な依存、シャドーAIによる情報漏洩など、新たなリスクが顕在化しています。また、AIエージェントの台頭により、AIは人の指示に応答するだけでなく、業務を支援・実行する存在へと進化しつつあります。
こうした変化の中、AIの安全かつ適切な活用には、AIとの付き合い方や倫理観を身につけ、AIの出力を評価・検証し、最終的な判断・責任を担う姿勢が重要です。また、AI活用を前提としてビジネスモデルや業務プロセス、組織構造などを変革する「AX(AIトランスフォーメーション)」の実現に向け、AIガバナンスの整備が求められています。

このような課題に対し、GUGAは同協会が実施する「生成AIパスポート」において、2027年2月開催の試験より適用するシラバスを大幅に改訂しました。
まず、AIエージェントの活用が本格化している背景をふまえ、事例やリスク、安全に使うための原則といった内容を強化し、章立てを再編成しました。
従来のシラバスでも取り扱っていたRAG(Retrieval-Augmented Generation)、MCP(Model Context Protocol)などに関する内容をアップデートしました。さらにコンテキストエンジニアリングや、プロンプトインジェクションなどの項目も追加しています。
また、従来のシラバスにて「情報リテラシー・基本理念とAI社会原則」として取り扱っていた内容を「生成AIのリスク予防・AI倫理・ガバナンス」へ変更しました。
代表的なリスクはもちろん、利用者の判断・責任に関するマインドセット、組織のAIガバナンスを整備するための観点などの項目を追加し、シャドーAIや安全保障といったトピックも盛り込みました。
さらにマーケティング、クリエイティブ制作、データ分析、アプリ開発などの業務別の活用方法や、業種別の事例を追加しました。AIの出力を評価・検証する際のポイントにも言及し、より安全かつ適切にAIを活用するための内容へと更新しています。

加えて、GUGAはシラバスの大幅改訂に伴い、新シラバスに対応した公式テキストの予約販売を開始しました。公式テキストは、全国の書店およびオンライン書店で購入可能です。
さらに、生成AIパスポート有資格者を対象に、AIリテラシーのアップデートを証明する「生成AIパスポート 資格更新テスト」を2027年2月より開催し、受講申込の受付を開始しました。改訂内容を中心に出題し、合格者には新たにオープンバッジを発行することで、AIリテラシーのアップデートを証明できます。
資格更新テストを通じて、生成AIパスポート有資格者の継続的なリスキリングを促し、より信頼性の高い生成AI人材の可視化を推進するとしています。GUGAは今後も生成AIの社会実装を通じて産業の再構築を目指し、日本社会全体のAX実現に向けた活動を推進する方針です。
出典:PR TIMES
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