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Google、Gemini標準搭載のPixel 9シリーズが登場。AIスマホに最適化した新型チップやカメラ機能が強化

最終更新日:2024/09/04

Googleは、最新スマートフォン「Pixel 9」シリーズを発表しました。AIアシスタントとしてGeminiが標準搭載され、AIを活用した高度なカメラ機能などを新たに備えます。

このAIニュースのポイント

  • Pixel 9シリーズ登場。AIアシスタントとしてGeminiを標準搭載し、本格的なAIスマホへ
  • AI性能に最適化する最新プロセッサTensor G4を搭載
  • AI活用の新しいカメラ・画像編集機能が追加。今後もアップデートでさらに機能が追加予定

米Googleは8月13日(現地時間)、自社製品を発表するイベント「Made by Google」で、新型スマートフォン「Pixel 9」シリーズを発表しました。本シリーズから「Gemini」が標準搭載され、本格的なAI対応スマートフォンとして提供されます。

Pixel 9シリーズのスマホの​頭脳とも​言える​プロセッサには、Pixel史上最も​強力な​「Google Tensor G4」を​搭載。​AI性能を​さらに​引き出せるようになりました。

Tensor G4はGoogle DeepMindと共同で設計したチップで、スマートフォン上でテキスト、画像、音声を理解できるようにするマルチモダリティを備えた「Gemini Nano」を実行する初のプロセッサです。

また、Pixel 9シリーズでは、AI体験に最適化するようシリーズ全体のメモリがアップグレードされました。Pixel 9には12GB、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLには16GBのRAMが搭載されています。

AIを活用した新機能もいくつか追加され、Geminiと自由にハンズフリーで会話体験ができる「Gemini Live」や、カメラの新機能として、「Add Me」を追加。

「Add Me」は、カメラマンも一緒に写った集合写真を撮影できる機能で、カメラマンが入るスペースを作りつつ集合写真を撮影し、別でカメラマンを撮って合成することで、全員が1枚に収まった集合写真が撮影可能です。

Pixel 9の超広角レンズは、Google Pixel 8の12MPから48MP へ大幅に進化し、暗い場所でもより鮮明で明るい写真を撮影できます。さらに新しい編集機能「Magic Editor」を使えば、暗所の写真も自由に編集可能で、「オートフレーム」機能を使用すると古い写真でもAIが​写真の​構図を​自動調整し、再構成します。他にも「イマジネーション」では、「写真に写っている野原に花を追加する」などのアイデアを形にできます。(現在は英語入力で利用可能)

PixelのOSとセキュリティのアップデートは7年間保証され、今後もアップデートによって、最新のGoogle AI、カメラ機能、便利なツールなどが追加予定です。

出典:Google

AIsmiley編集部

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