生成AI

最終更新日:2024/08/14
Googleは、8月6日(現地時間)、スマートホームの「Nest」および「Google Home」にマルチモーダルな生成AIモデル「Gemini」を搭載すると発表しました。
このニュースのポイント
米Googleは、8月6日(現地時間)、スマートホームの「Nest」および「Google Home」にマルチモーダルな生成AIモデル「Gemini」を搭載すると発表。従来に比べ自然な音声会話で、デバイスをよりスマートで便利にします。
「Googleアシスタント」には、品質の向上に重点を置きLLMを適用。メディアの再生やタイマーの設定などの体験を向上させます。スピーカーやディスプレイ上の「Googleアシスタント」にGeminiモデルを使うことで、ユーザーとの会話をより自然で高度にし、簡単にやり取りしたりフォローアップの質問ができます。
Nestカメラではビデオ、画像、テキストを処理できる「Gemini」のマルチモーダルモデルにより、検知機能が向上。従来は「動物が検出された」と理解していたことを「犬が庭に穴を掘っている」とより詳しく理解できるように改善されます。
また、新しいカメラアクティビティ検索を使用して、家で探しているものを正確に見つけることもできます。例えば、「子供たちは自転車を私道に置き忘れましたか?」と質問することで適切に回答します。カメラ履歴の検索も可能で、A関連するイベントのみをリスト化しAIが役立つ概要を提供します。
「Gemini」を採用したGoogle Homeの新機能「Help me create」では、口頭またはテキストで操作を入力することで自動的に操作を作成できるようになりました。「就寝時にドアをロックしてすべての照明を消して」と話しかけると、シームレスに自動化が作成されます。
また、具体的な操作を思いつかない場合でも「子どもたちが帰宅したら自転車を片付けるように手伝って」と入力すれば、誰かが帰宅するとリマインダーが設定されるような自動化を提案します。
「Gemini」の搭載は、今年後半に実施予定ですが、日本での提供時期は不明です。
出典:ITmedia NEWS
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら