Google、対話型AIサービス「Bard」を高性能モデルにアップデート
最終更新日:2023/09/28
Googleは、生成AIを身近に体験可能な「Bard」の高性能モデルを公開しました。今回のアップデートにより「Bard」の回答のカスタマイズ性が更に向上しました。
このAIニュースのポイント
- Googleの「Bard」は、これまで英語でのみ提供してきた機能を日本語を含む40以上の言語および地域に拡大する
- 「Bard」の回答の長さや口調を5つのオプション(短くする、長くする、シンプル、カジュアル、または専門的な表現にする)で変更可能
- Googleレンズを使い、文字と画像を組み合わせて日本語で質問、メッセージを送ることもできる
2023年9月19日、Googleは「Bard」の高性能モデルを公開しました。これまで英語のみで提供してきた機能を日本語含む40以上の言語および地域に拡大していく予定です。生成AIを身近に体験できる「Bard」は、旅行の計画作成、メールの文章作成などができ、今回のアップデートによって、アイデアを以前よりも簡単に実現できるようになりました。
今回のアップデートで「Bard」の回答の長さや口調を、5つのオプションでドロップダウンメニューから変更可能です。これにより「Bard」からの回答を素早く調整することができます。また、Googleレンズを使って文字と画像を組み合わせて質問したり、日本語でメッセージを送ることも可能になったことで、より視覚的にわかりやすい回答を得ることが可能です。
なお、現時点では英語限定の機能ですが、Googleの各サービスと連携可能な「Bard Extensions」を公開しました。この拡張機能は、GmailやGoogleドキュメント、Google マップなどから「Bard」が関連情報を検索して表示できます。その他にも魅力的な機能が追加されており「Bard」はユーザーのユニークなアイデアの実現に役立つと期待されます。
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