Google、対話型AI「Bard」を「Gemini」へ改名。より高性能な大型モデル「Gemini Advanced」も発表
最終更新日:2024/02/14
Googleは、対話型AI「Bard」を「Gemini」に名称変更し、さらにより高性能な大型モデルやモバイルアプリの提供を発表しました。
このAIニュースのポイント
- Google、対話型AI「Bard」をAIモデルの名称であった「Gemini」に名称変更
- Geminiの大型モデル「Ultra 1.0」を使った対話型AI「Gemini Advanced」を有料で提供開始
- Geminiのスマートフォン向けアプリもリリース
Googleは2月8日(木)に、昨年公開した対話型AI「Bard」の名称を「Gemini」に変更すると発表。また名称変更にあわせて、Geminiの最大モデルである「Ultra 1.0」を搭載したサービス「Gemini Advanced」と、スマートフォン向けアプリのGeminiの提供開始も発表しました。
「Gemini Advanced」では、コーディングや論理的推論、ニュアンスを含んだ指示の理解、クリエイティブなプロジェクトでの共同作業といった複雑なタスクに対する能力が大幅に向上しました。より長く詳細な会話が可能なだけでなく、以前に質問したコンテキストに基づいた質問への理解能力も向上しています。
今後も新しい機能の追加が予定されており、拡張されたマルチモーダル機能や、インタラクティブなコーディング機能、より深いデータ分析機能などを利用可能になります。
現在は日本を含む 150 以上の国と地域で英語版のみ対応しており、利用可能言語は今後順次拡大する予定です。
また、AndroidとiOSでスマートフォン向けのGeminiアプリもリリースされています。これにより、誰でも簡単にGeminiをAIアシスタントとして活用できます。
外出先でのテキストや画像での質問や会話などが可能になり、例えば、パンクしたタイヤを撮影して対処方法を検索したり、パーティーの招待状に使う画像の生成、メッセージの返答の作成のサポートなど様々な場面で活用が期待されます。
Android版は、アプリのほかにもGoogleアシスタントを起動する通常の方法や、一部のスマートフォンでは「OK Google」で簡単にGeminiにアクセスできます。画面の状況に合わせたサポートが可能で、撮影した写真のキャプション作成や、読んでいる記事についての質問などが簡単に行えるほか、これまでGoogleアシスタントで行っていた通話やタイマー設定、スマートホームデバイスのコントロールも、Geminiを介して使用できます。
また、iOSのスマートフォンでは、今後数週間以内にGoogleアプリから直接Geminiが利用可能になる予定です。Google アプリでGeminiトグルをタップしてGemini に質問するだけで、画像の生成やSNSに投稿する文章の作成サポート、旅行計画の立案などが可能です。
出典:Google
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