生成AI

最終更新日:2024/06/24
GMOリサーチ&AIは、AIトレンドに関する自主調査を実施しました。AIの理解を深め、多くの人がAIを活用し社会の発展に貢献することを目的とした調査です。
このニュースのポイント
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AI株式会社は、保有する国内モニターパネル「JAPAN Cloud Panel」のモニター1,105人を対象に、AIトレンドに関する自主調査を実施しました。2023年11月に初めて実施され、今回が3回目です。
生成AIの認知と利用状況について尋ねたところ、「知っている人」は72.1%と、2月の71.1%と比較して1.0ポイント増加しました。利用状況においても、「使ったことがある人」が33.8%と、2月の33.5%と比較して0.3ポイントの増加に留まりました。
生成AIの利用状況については、利用者が最も利用している生成AIツールを調査し、「ChatGPT」が61.8%であることがわかりました。生成AIツールは利用率が減少するものもある中、「ChatGPT」は3か月前より13.4ポイント増加しています。
「ChatGPT」は、2024年5月13日に新モデル「GPT-4o」が発表され、応答速度の向上や、日本語における能力向上、APIの利用料金が従来の約半分になるなど、大幅なアップデートが利用増加の一因と考えられます。
次に、勤務先での生成AIの業務活用についてどのように捉えているか、パート・アルバイトを除く有識者に尋ねたところ、活用に対して肯定的な人は38.1%、否定的な人は15.9%で、肯定的な人は否定的な人の2倍以上でした。
取引先での生成AIの業務活用についての捉え方の調査結果では、好感を抱く人は32.5%、好ましくないと考える人は15.7%と、こちらも好感を抱く人の方が2倍以上という結果でした。
これらの結果では、「わからない」、「特に何も思わない」の回答率が高いことから、知識向上と理解促進が重要と考えられます。また、AI活用を好ましくないと考える人も一定数いることが分かりました。
生成AIの認知度・利用率については、3か月前とほとんど変わらなかったものの、認知度合いは高く知識の伸びしろがあると考えられます。業務活用に至るまでには、更にAIへの理解を深める必要があります。
出典:PR TIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら