飲料水・スキンケアのevian、生成AI活用で売上3.5倍に。コスト9割減を実現
最終更新日:2024/11/12
Sino Pacific社は、飲料水「evian」において、生成AIライブコマースプラットフォーム「AnyLive」を活用。その結果、売上を3.5倍に伸ばし、販売コストを9割削減しました。
このニュースのポイント
- 飲料水「evian」において、生成AIライブコマースプラットフォーム「AnyLive」を活用。売上を3.5倍に伸ばしコストを9割削減
- AIと人のライバーを組み合わせたハイブリッド戦略、ユーザーを惹きつけるマーケティング戦略を施行
- 配信時間の分析・最適化およびデータドリブンなPDCAサイクルで、販売活動の効果を継続的に向上
Sino-Pacific Trading(Thailand)Co., Ltd.社は、AnyMind Group株式会社の生成AIライブコマースプラットフォーム「AnyLive」を活用し、飲料水「evian」の売上を3.5倍に伸ばし、販売コストを9割削減したことを発表しました。
ライブコマース市場は、2024年から2030年にかけて、年平均成長率32%で拡大し、2030年には約778億9,000万米ドルに達すると予測されています。特に、モバイルファースト世代が多い東南アジアは、ソーシャルメディアやECの利用が急速に広がっており、ライブコマース市場の拡大を後押ししています。
Sino Pacific社では、主力ブランドの1つである飲料水「evian」の販売において、これまで人によるライブコマースを実施してきましたが、ライバーの確保や配信の時間・場所の制約といった課題に直面していました。
そこで、AnyMind Groupの生成AIライブコマースプラットフォーム「AnyLive」を活用し、飲料水・スキンケアブランド「evian」の販売促進を行いました。実施国はタイで、東南アジア・台湾で最大規模のECプラットフォーム「Shopee」において実施されました。
その結果、売上が3.5倍に増加し、配信コストを90%削減。総配信時間の9割以上をAIライバーが担当し、売上の8割以上はAIライバーの配信時によるものであることがわかりました。
売上増加の戦略としては、視聴率が増加するピーク時間帯に人によるライブコマースを行い、それ以外はAIによるライブコマースを行うことでエンゲージメントを高め、オペレーションの最適化を図りました。また、商品の認知度を高めるマーケティング戦略で視聴者数を増加させたことにより、購入率が向上しました。
さらに、ライブ配信の時間を調整することで、ユーザーのエンゲージメントと購買率を最大化を図り、リアルタイムのパフォーマンスデータを用いて分析・改善を行うことで、販売活動の効果の継続的な向上を目指しました。
Sino Pacific社の担当者は「サービスを導入後、2023年と比較して売上が2倍以上増加しました。今後もこの技術を活用し、さらなる成長を目指していきます」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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