ベルシステム24、企業参画型プログラム「生成AI Co-Creation Lab.」始動。コンタクトセンター自動化を目指す
最終更新日:2024/06/17
ベルシステム24は、参画企業間で知見共有などを行うユーザー企業参画型プログラム「生成AI Co-Creation Lab.」を開始しました。
このニュースのポイント
- ベルシステム24がユーザー企業参画型プログラム「生成AI Co-Creation Lab.」を始動
- 参画企業のAI技術や専門知見を活かし、労働人材不足の課題解決を目指す
- ユーザー企業とベンダー企業を繋ぎ、コンタクトセンターにおける生成AIの導入課題に向き合う
国内外でBPO事業を展開する株式会社ベルシステム24は、「生成AI」と「ヒト」のハイブリッド型コンタクトセンターの構築を目指し、参画企業間での事例共有などを行うユーザー企業参画型プログラム「生成AI Co-Creation Lab.」を始動します。
ベルシステム24は、国内において深刻化する労働人材不足を解決するため、コンタクトセンター業務の実証実験を進めていますが、技術や環境面の課題、成功事例の少なさなどといった障壁がありました。
そこで今回、コンタクトセンターにおける生成AIの先進事例を創出するため、ユーザー企業参画型の共創プログラムを構築に至りました。
本プログラムでは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社に加え、生成AI開発の最前線を担う日本マイクロソフト株式会社、Google Cloud、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS)、データマーケティング領域の支援を行う株式会社シンカー、自然言語処理領域の支援を行うベクスト株式会社などの各社が持つAI技術や専門知見を活用していきます。また、今後も同様の企業の加入を促進します。
本プログラムでは、参画企業のAI技術や幅広い専門知見を活用し、コンタクトセンターを運用していきます。
参画企業には、生成AI活用における検討段階やニーズに合わせた伴走型のステップアップメニューを用意しています。ベルシステム24がユーザー企業とベンダー企業群のハブとなり、企業単独では難しいコンタクトセンターにおける生成AIの導入課題に向き合っていきます。
具体的には、過去の実証実験の知見共有や、グローバル先進事例に基づいた勉強会やワークショップなどを通じた目的の整理、リアルデータを用いたAIモデルの適正検証、最適なベンダー企業とのプロジェクト組成によるソリューションの提供・本導入など多岐にわたります。また、中長期的には生成AIを活用した新たな共同サービスの開発を行います。
今回の取り組みにより、ベルシステム24は、2025年度中にユーザー企業30社での本格導入を目指し、共同でのサービス開発を進めます。ユーザー企業、ベンダー企業ともに、新たなテクノロジーを活用することで、コンタクトセンター業界の活性化やプレゼンス向上を実現を図ります。
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