生成AI

最終更新日:2026/08/21
「食事の記録が続かない」「毎回カロリーを調べるのが面倒」。ダイエットで、こう感じたことはありませんか。そんなときに補助役として使えるのが、Googleの生成AI「Gemini」です。
Geminiに食事の内容や写真を送るだけで、カロリーやPFC(たんぱく質・脂質・炭水化物)の目安を整理してもらえます。条件に合った献立提案や、「Gem」を作っての継続支援も可能です。
本記事では、Geminiダイエットの始め方とプロンプト例を紹介します。無料でできる範囲、ChatGPTとの違い、注意点まで、公式情報にもとづいて解説します。

Geminiは、食事の相談やカロリー・PFCの目安確認、献立づくりに使えるツールです。Gemによるコーチ化や予約アクションでの振り返りにも対応しています。
できることは次の通り。
苦手な点もあります。Geminiは栄養値や体重を自動記録し、グラフ化する専用ツールではありません。過去のチャットを参照するメモリー機能もありますが、Gemでの会話では使えないなど制限があります。継続的な記録・可視化には、食事管理アプリとの併用が向いています。カロリーや栄養素の数値も、あくまで推定です。
気軽に相談しながら続けたい方にはGeminiが向いています。体重や食事内容を継続的に記録・可視化したい場合は、食事管理アプリとの併用も検討してください。
出典:Geminiプライバシーハブ|Google/メモリー機能について|Google

Geminiでダイエットを始める基本は3つあります。「相談する」「食事を報告してカロリーの目安を出す」「専属コーチとしてGemを作る」です。
まずは、日々の悩みをそのまま相談してみましょう。性別・年齢・身長・体重・目標といった前提を数字で伝えるほど、回答は具体的になります。「30代女性、身長158cm・体重60kg、3か月で3kg落としたい」のように、条件を添えて聞いてみてください。入力は必要な健康情報のみとし、氏名など特定につながる情報は避けましょう。
食べたものはテキストで報告できるほか、写真を送って質問することもできます。Gemini公式のプライバシーハブによると、Geminiアプリは画像認識にGoogle レンズ テクノロジーも使うとのことです。
ただし、写真だけでは分量や調味料まで正確には把握できません。表示されるカロリーやPFCは、「振り返るきっかけ」程度の目安として扱いましょう。
毎回同じ前提を入力する手間を省けるのが「Gem」機能です。役割や前提、回答の形式を保存しておけば、いつでも呼び出せます。2026年8月時点では無料プランでも利用可能です(個人アカウントは13歳以上、または居住国の該当年齢以上が条件)。
Google公式note「社員のGemini活用法」(2026年4月9日公開)では、健康管理Gemの例が紹介されています。年齢や体重などを登録し、毎朝の食事写真を送るだけで栄養分析や献立提案を受けられるそうです。
※記事内の数値はGoogle社員個人の活用例で、一般的な推奨値ではありません。事前にプライバシー設定の確認をおすすめします。
出典:Gemの使い方|Google/社員のGemini活用法|Gemini公式note

前提条件・役割・出力形式を指定すると、目的に合った回答を得やすくなります。以下は自分の数値に置き換えて使えるプロンプト例です。
①献立を考えてもらう
②食事のカロリー・PFCを見積もる(テキストでも写真でも)
③Gemに登録するコーチ用プロンプト
④予約アクションで週1回の振り返りを設定する
※予約アクションは、食事や体重を自動記録・集計する機能ではありません。あくまで「振り返りのきっかけ」を通知する機能です。
なお、「医学的に最適な摂取量を決めて」のように、Geminiへ医療判断を求めるプロンプトは避けましょう。

Geminiは1回きりの相談で終わりません。専用Gem・予約アクション・Googleサービス連携を組み合わせれば、継続の負担を減らせます。冷蔵庫の中身や特売チラシの写真を送れば、無駄のない献立も提案してもらえます。
Geminiには「予約アクション」という機能があります。毎日・毎週など指定した頻度で、用意した内容を通知してもらえます。無料プランでも利用でき、配信の数時間前からコンテンツが準備されます(プラン利用時は1時間前から)。ただし段階的提供中のため、アカウントによっては未対応の場合があります。
利用には、Googleアカウントへのログインと「アクティビティの保存」のオンが必要です。
作成した献立はGoogleカレンダーに登録できますが、Geminiアプリから参加者の追加や場所・説明の編集はできません。共有する場合はカレンダー側の共有機能と組み合わせましょう。レシピURLは、2026年7月にNotebookLMから改称した「Gemini Notebook」に集約すれば、自分専用データベースとして検索できます。
出典:予約アクションの使い方|Google/料理体験の例|Gemini公式note/Geminiアプリでできないこと|Google/Gemini Notebookへの名称変更|Google

食事の相談や写真を使った内容整理は、GeminiでもChatGPTでも行えます。ここでは優劣を断定せず、公式情報で裏取りできた事実だけを比較します。
| 比較項目 | Gemini | ChatGPT |
| 無料プランでの基本相談 | ○ | ○ |
| 自分用指示の保存 | Gem(無料でも可) | 対応機能あり |
| 定期振り返り通知 | 予約アクション(無料可、段階提供中) | Scheduled Tasks(Free対象外) |
| Google連携 | カレンダーなどと連携可能 | Googleアプリとの連携機能あり※ |
※範囲はプラン・地域・ワークスペース設定などにより異なります。
画像入力や過去の会話を回答に活用する機能は両者とも対応していますが、精度の優劣を検証できる公式情報はありません。
無料で定期的な振り返り通知まで使いたい場合は、Geminiが候補になります。
出典:Gemini料金プラン|Google/Scheduled Tasks in ChatGPT|OpenAI/Googleアプリのデータコントロール|OpenAI

Geminiは便利ですが、「医療アドバイスの代替」ではありません。カロリーや栄養の数値はあくまで推定です。持病がある場合や大幅な減量を目指す場合は、医師や管理栄養士に相談しましょう。
保存の仕組みも把握しておきましょう。Gemini公式プライバシーハブによると、18歳以上では「アクティビティの保存」が既定でオンで、18か月で自動削除されます(3か月・36か月への変更や自動削除オフも可能)。オフでもシステム保護のため会話は最長72時間保持され、人間のレビュアーが確認したチャット等は最長3年間保存される場合があります。
履歴に残したくない相談には「一時チャット」も使えますが、サービス提供や安全性確保のため72時間は保持されます。健康情報の入力時はこの点を踏まえましょう。
出典:Geminiプライバシーハブ|Google(2026年7月更新)

ダイエットの相談やカロリー目安計算、献立提案、Gemの作成は無料プランで利用できます。予約アクションも無料で使えますが、2026年8月時点では段階的提供中です。有料プランでは主にGeminiアプリの利用上限が増えます。
| プラン | 月額料金 | ポイント |
| 無料 | 0円 | 基本相談・写真入力・Gem・予約アクション(段階提供)。3.1 Proは制限付き利用可 |
| Google AI Plus | 725円 | 利用上限が無料版の2倍 |
| Google AI Pro | 2,900円 | 利用上限が無料版の4倍 |
| Google AI Ultra | 14,500円または32,000円 | Proの5倍または20倍の利用上限。過剰になりやすい |
※2026年8月時点の情報です。プラン内容や料金は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

Geminiは、食事の相談やカロリー・PFCの目安確認、献立提案、Gemによるコーチ化、予約アクションでの振り返りまで、無料の範囲で活用できます。体重やカロリーを継続的に記録・可視化したい場合は、食事管理アプリとの併用も選択肢のひとつです。
まずは、本記事で紹介したプロンプトを1つ、試してみてください。
アイスマイリーでは、生成AI のサービス比較と企業一覧を無料配布しています。課題や目的に応じたサービスを比較検討できますので、ぜひこの機会にお問い合わせください。
Geminiを使うだけでは痩せません。食事整理や献立提案、振り返りの補助として活用してください。
あくまで目安です。「食事内容を振り返るきっかけ」として使うのがおすすめです。
はい。相談やカロリー計算、Gemの作成、予約アクションによる振り返り通知も無料プランで利用できます(予約アクションは段階的提供中のため利用できない場合あり)。
Gem本体は編集・削除できます。Gemでの会話はGeminiアプリのアクティビティに記録され、個別に削除可能です。ただし会話を削除してもGem本体は削除されません。
一般的な情報を得る程度の相談は可能ですが、Geminiは医師や管理栄養士による診断・治療の代わりにはなりません。持病がある方や薬を服用中の方は、食事を変える前に必ず主治医に相談してください。
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