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最終更新日:2024/02/09
富士通 買掛照合AIサービス提供
このAIニュースのポイント
富士通株式会社は、食品卸売業界における買掛金の照合業務をクラウドで効率化するSaaS型AIサービス「Fujitsu買掛照合AIサービス」を2022年12月1日より提供開始します。
「Fujitsu買掛照合AIサービス」は、取引先から受領する請求電子データと自社が持つ買掛電子データを照合する買掛照合業務において、AIが過去の照合実績データを学習し、自動で照合結果を提示するサービスです。
買掛照合業務では、両データを伝票番号などの一意な情報で結び付けられない場合があり、手作業で膨大な工数をかけて行われていますが、「Fujitsu買掛照合AIサービス」により、買掛照合業務の大幅な効率化と平準化を実現します。また、照合誤りなどの人的ミスの削減にもつながり、買掛照合スタッフの心理的負担の軽減にも貢献します。
食品卸売業界は、多数の取引先と膨大な数の取引データをやり取りしていますが、その取引データは取引先ごとに異なり標準化されていないため、伝票番号などの一意な情報で結び付けられない場合があります。そのため、長年の間、手作業での照合による人的ミスの解消や買掛照合スタッフの心理的負担の軽減が求められていました。
そのような背景から富士通は、今回のサービス提供に先立ち、2019年から三菱食品と複雑な商習慣や明細照合ルールに基づく買掛照合スタッフの暗黙知を抽出し、過去の照合実績データを学習することで「Fujitsu買掛照合AIサービス」を開発しました。その結果、三菱食品において、手作業で行っていた買掛照合業務における約800時間/月の工数削減を実現しました。
これまでの買掛照合業務は、伝票番号や金額、入出荷日をキーに、取引先からの請求電子データと自社の買掛電子データを照合しており、それらが不一致、または欠落した場合には、商品名などを目検で確認するなど、多くの人手を掛けて照合を実施してきました。
自然言語処理技術を用いたAIにより商品名や届先名を識別し、漢字とカタカナや、正式名称と略称といった違い、また、同一商品が取引先と異なる名称で登録された場合も認識することが可能なため、照合率が大幅に向上します。

複数のAIモデルとロジックを組み合わせたAIハイブリッドモデルで疎結合を実現していることで、どのような過程を経て取引先請求電子データと自社買掛電子データを照合しているのかといった説明性の担保や、精度が下がった場合に照合過程のどこに問題があるのかといった原因調査が容易であり、保守性に優れています。
富士通は、今後も、非競争領域業務を中心とした業界共通サービスを開発・提供することで、食品卸売業界をはじめとするあらゆる業界のさらなる持続性と発展性に貢献する方針です。
出典:PR TIMES
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