生成AI

最終更新日:2025/07/01
富士通は、ヘッドウォータースとの共同開発により、Microsoft 365 Copilotの宣言型エージェントとして利用できる「Fujitsu AI Auto Presentation」を開発しました。
このニュースのポイント
富士通株式会社は、AIサービス「Fujitsu Kozuchi」の新技術として、AIアバターがプレゼンテーションや質疑応答を行う「Fujitsu AI Auto Presentation」を開発しました。この機能は、PowerPoint資料をAIが読み取り、自動で説明文を生成し、アバターが音声でプレゼンを実施し、関連資料を用いたRAG技術により、質疑応答にもリアルタイムで対応できます。
本技術は、AIソリューション事業を展開する株式会社ヘッドウォータースと共同で、Microsoft 365 Copilotの宣言型エージェントとしても活用可能に開発されており、ユーザーはCopilotとの対話で自身の顔・声を模したアバターを作成し、専門知識なしでもAIによるプレゼン作成・実行できます。さらに、Microsoft TeamsやPowerPointとの連携も視野に入れています。
「Fujitsu AI Auto Presentation」は、ユーザーの顔や声に合わせたAIアバターを生成し、自動的にスライドを切り替えながらプレゼンテーションを実行する機能を搭載しています。ユーザーが設定した各スライドの時間配分に基づき、説明文が自動生成されます。
また、音声認識や大規模言語モデルを活用してプレゼン内容をカスタマイズすることができ、30か国語以上でのプレゼンテーションや、言語ごとに最適な音声合成モデルも設定できます。
富士通は「時間や場所、人のスキルなど様々な環境に左右されないプレゼンテーションや質疑応答を可能とし、均一な情報提供と業務効率化の実現を通して、デジタル社会の発展に貢献していく」とコメントしています。
出典:富士通
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