生成AI

最終更新日:2024/04/10
フュートレックは、「vGate Aispect(アイスペクト)アプリ for Windows」の提供を開始しました。これにより「音のAI検査」の機能が、手持ちのWindowsパソコンにインストールするだけで利用可能です。
このAIニュースのポイント
株式会社フュートレックは、「音のAI検査SDK for Windows」を、さらに簡単に利用できるようにした「vGate Aispect(アイスペクト)アプリ for Windows」の提供を開始することを、4月3日に発表しました。
vGate Aispect(音のAI検査)は、フュートレック独自の音響処理とAI技術によって、機械製品や生産設備の稼働音や振動を分析し、正常状態との違いを数値によって「見える化」する技術です。
機械の稼働音や振動のデータを、正常動作時と比較し、その違いを数値化。24時間365日、機械の状態を監視します。独自の音響処理とディープラーニング技術により、正常な稼働音や振動からAIモデルを作成します。
従来のSDK(開発用キット)は、開発の知識を持つ技術者が使うことを想定し、それぞれの企業の事情に合わせできるだけ簡単に「音のAI検査」を導入できるように工夫されていました。ただし、SDKを利用するための開発が必要という課題がありました。
フュートレックが今回発表した「vGate Aispect アプリ for Windows」は、従来提供していた「音のAI 検査SDK for Windows」をさらに使いやすくしています。
手持ちのWindowsパソコンにアプリケーションをインストールするだけですぐに使用できるため、低スペックのパソコンでも利用可能です。アプリのインストール後はアプリの指示に従ってマウス操作を進めることで、正常状態のAIモデル学習から検査までのすべての機能が実行可能です。また、インターネットに繋がらない場所でも使用できます。
「音のAI検査」をより多くの人が手軽に行えるようになることで、設備の異常検知や故障予知を効率的に実行でき、さらに人的リソースなどの課題の解決も期待されます。
出典:フュートレック
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