FRONTEO、LLM連携ナレッジシェアAIを発表。オンプレミスにも対応
最終更新日:2024/04/10
FRONTEOは、AIシステム「匠KIBIT零」の提供開始を発表しました。
このAIニュースのポイント
- FRONTEOが、AIシステム「匠KIBIT零」の提供開始を発表
- 製造業や建設業、研究・開発系企業などのノウハウを蓄積、活用可能
- 属人化されているナレッジを、企業で共有し、生産性向上や事業永続性に貢献
株式会社FRONTEOは、LLMと連携した企業の知見や技能の伝承を支援するAIシステム「匠KIBIT零」の提供開始を3月28日に発表しました。
厚生労働省の調査では、国内労働者の能力開発の実態について、「能力開発や人材育成に関する問題がある」と回答する事業所が80.2%に上ることが判明しています。ここから、国内企業・事業所は効果的な知見や技術の伝承に苦慮している実情がわかります。
「匠KIBIT零」は、製造業や建設業、研究・開発系企業などの固有のノウハウを蓄積し、データベースとして活用可能なナレッジシェアAIシステムです。現場スタッフが、技術などについて質問入力すると、AIがデータベースから適切な対処方法や知識を迅速に回答します。問題解決に該当する内容がデータベースに存在しない場合は、AIが有識者を選定して回答を依頼し、データベースへの追加と質問者への通知を行います。
FRONTEO開発のAIである「KIBIT」は、独自自然言語処理アルゴリズムにより、形式の異なる未整理(非構造化)データを解析できることに加え、類似性・関連性の高い内容を的確に検出可能です。また、生成AI(RAG)システムを搭載したQ&Aシステムで課題とされる誤った回答が表示されるハルネーション(幻覚)のリスクを回避し、信頼性のある最適解を導きます。
「匠KIBIT零」の概念検索機能は、オンプレミスのクローズド環境での利用が可能。機密・機微情報の漏洩リスクを低減します。企業の社内システムとAPIで連携し、自社で契約をしているオンプレミス生成AIの機能を活用することも可能です。さらに、大量のデータに対応可能・機密情報の保護・各業界データ構成の特性を熟知したスタッフが運用をサポートします。
FRONTEOは、「匠KIBIT零」によって、企業で属人化されているナレッジを社内で共有し、生産性向上や事業永続性に貢献することを目指すとコメントしています。
出典:PR TIMES
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