岡山大学病院、FRONTEOの医学論文探索AIシステム「Amanogawa」を導入
最終更新日:2022/11/18
FRONTEOの医学論文探索AIシステムが岡山大学病院で導入されました。
このAIニュースのポイント
- FRONTEOの医学論文探索AIシステムが岡山大学病院で導入
- AIによって単語や文章の意味・関連・類似度などを数値化し、検索語・文章について、文字列としての一致ではなく、その意味や概念に基づいて解析
- 重要な情報を効率よく、検索者のバイアスなしに網羅的に探索することが可能
FRONTEOの医学論文探索AIシステム「Amanogawa」が岡山大学病院 薬剤部で導入されました。
Amanogawaは、FRONTEO独自のAIエンジン「Concept Encoder」を搭載した医学論文探索AIシステムです。研究者が調べたい単語や文章、仮説などを入力すると、AIが2000万報以上の論文データの中から関連する論文を瞬時に検出します。
AIのベクトル演算技術によって単語や文章の意味・関連・類似度などを数値化し、検索語・文章について、文字列としての一致ではなく、その意味や概念に基づいて解析を行います。これにより、膨大な量の情報から重要性の高い情報を効率よく、検索者の知識・視点などによるバイアスなしに網羅的に探索することが可能です。
「Amanogawaの活用により、人の作業では多大な時間を要する論文探索・分析作業が大幅に効率化されます。臨床試験やゲノム医療をはじめとした先進的な薬剤業務にも活用できると期待しています。」と岡山大学病院 薬剤部 教授・薬剤部長 座間味 義人氏はコメントしています。
FRONTEOは、AIシステムの提供と医療DXの推進を通じて医療の質・患者のQOL向上、医学・薬学の発展に貢献できるよう、研究開発に取り組んでいく方針です。
出典:FRONTEO
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