ディップ、生成AIを活用した「闇バイトチェック AI」を「バイトル」で開始
最終更新日:2024/01/12
ディップは1月10日、生成AI技術を活用した「闇バイトチェック AI」を「バイトル」上で開始しました。
このAIニュースのポイント
- 生成AI技術を活用した「闇バイトチェック AI」を求人情報サイト「バイトル」上で開始
- 「闇バイトチェック AI」はインターネットやSNS上で公開されている事例データを用いた少数データ学習により、高い精度での即時対応が可能
- 今後も潜在的な闇バイト検知にも対応していくため、「バイトル」などのサイト上でユーザーから申告を受ける「闇バイト相談窓口」を2024年1月中に公開予定
ディップ株式会社は1月10日、生成AI技術を活用した「闇バイトチェック AI」を求人情報サイト「バイトル」上で開始しました。同時に闇バイト相談窓口を設置し、ユーザーからの申告情報を確認することで、高い精度で闇バイト検知を実施します。
警察庁が2023年9月に公表したデータによると、特殊詐欺の認知件数は前年比で約20%増加しており、また政府でも「闇バイト強盗」や特殊詐欺対策に関する総理メッセージを発信し、各種対策を推進しています。
しかし、SNSやインターネット掲示板上では、仕事内容を明示せず著しく高額な報酬を示唆するなどして犯罪の実行者を募集する投稿が今もなお掲載されています。
ディップが運営する「バイトル」などの求人情報サイトでは、信頼性かつ透明性の高い健全な求人情報の維持管理を行うために、毎月「闇バイト」の目視審査を実施しています。今後も審査に注力していくため、ディップは自社の技術研究所で開発している生成AIや自然言語処理技術を活用し「闇バイトチェックAI」を開発しました。
同サービスはインターネットやSNS上で公開されている事例データを用いた少数データ学習により、高い精度での即時対応が可能です。「闇バイト」の目視審査と比較し約80%の時間削減ができる見込みです。
ディップでは、今後も潜在的な闇バイト検知にも対応していくため、「バイトル」などのサイト上でユーザーから申告を受ける「闇バイト相談窓口」を2024年1月中に公開予定です。さらにユーザーからの申告とAI活用により、不審な求人情報については、営業担当を通じて掲載企業への確認を行い、高い精度で闇バイト検知を行います。
またディップでは本施策を通して、求職者の仕事探の不安解消と、誰もが働く喜びや幸せを感じられる社会の実現に向けて取り組みを続けていきます。
出典:ディップ株式会社
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