生成AI

最終更新日:2026/02/13
Deep Dean 簿記1級正答率99.8%
ファーストアカウンティングは、経理特化型AI「Deep Dean」が、簿記1級の試験問題において99.8%の正答率、また同検定2級と3級では100%の正答率を達成したと発表しました。
このニュースのポイント
ファーストアカウンティング株式会社は、経理特化型AI「Deep Dean」が、日本商工会議所および各地商工会議所主催 簿記検定試験(1級)の試験問題において99.8%の正答率、また同検定2級と3級では100%の正答率を達成したと発表しました。
デロイトトーマツグループが発表した2025年度版「経理・財務・税務部門の課題調査」によると、上場・非上場や事業規模を問わず、経理・財務・税務部門の35.7%が「人材育成・人材確保」に課題感を持っています。
理由として、「スキル人材の採用ができない」という回答が45.5%で1位となりました。企業は、その解決策として人材育成や採用の強化には取り組んでいるものの、現状では外部委託や外部連携には積極的に取り組めていないことが浮き彫りになっています。
日商簿記試験の1級は、簿記検定の最上位資格であり、合格率はおおよそ10%から15%で推移する難関試験です。「商業簿記」「会計学」「工業簿記」「原価計算」の4科目が出題され、全科目40%以上、総合得点70%以上という厳格な合格基準が設けられており、独学の場合一般的に500~1000時間以上の学習が必要になります。
本検証では、日商簿記1級試験の過去問および予備校などで公開されている模範解答などをもとに評価を行いました。数値計算問題および選択式問題を対象とし、自由記述問題については、採点基準の非公開性や主観的要素を含む点を考慮し、検証対象から除外しています。
また、試験の正式な配点は公表されていないため、本検証では得点換算ではなく、解答対象枠に対する正答率を指標としています。さらに、大規模言語モデル(LLM)は推論結果に確率的な揺らぎが生じる特性を持つことから、同一試験に対して5回の推論を実施し、その平均値を算出しました。
一般的にAIの性能は、パラメータが多ければ多いほど複雑な判断が可能とされており、近年の大規模言語モデルでは数百億から数兆規模のものも存在します。
こうした中「Deep Dean」は、経理・会計分野に特化して設計・学習されており、40億パラメータという比較的コンパクトな構成でありながら本検証において高い水準の結果を示しました。
ファーストアカウンティング代表取締役社長 森 啓太郎氏は、「今後も、会計・経理に特化したAIの進化を通じて、グローバルスタンダードでの企業価値の向上と日本企業の国際競争力強化に貢献していく」とコメントしています。
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