生成AI
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最終更新日:2024/05/17
大和証券グループ本社は、社内向け生成AI対話環境に「GPT-4 Turbo with Vision」と「Claude3」を導入したと発表しました。
このAIニュースのポイント
株式会社大和証券グループ本社は、子会社の大和証券株式会社やその他グループ各社が利用する、社内向け生成AI対話環境に「GPT-4 Turbo with Vision」と「Claude3」を導入することを発表しました。
同社は、2023年4月に、「Azure OpenAI Service」を利用したChatGPT対話環境を導入し、プログラミング補助や翻訳、議事録作成や情報収集、アイデア出し等に広く利用されてきました。今回、このChatGPT対話環境において、最新モデル「GPT-4 Turbo with Vision」を導入することで、あらゆる利用ケースで精度向上が期待できるとともに、画像の活用や、図表を含むPDFファイルの活用等、業務適用範囲の拡大が期待されます。
また、顧客との接点での活用における最適な選択肢を追求するため、「Claude3」についても、アマゾンウェブサービスの「Amazon Bedrock」を利用した、情報が外部に漏れないセキュアな対話環境を社内向けに導入しました。
「Claude3」は、より大規模なデータを入力可能時かつ長文読解能力や日本語の流暢さといった分野において優れているため、顧客接点での活用において有望な選択肢になり得ます。
大和証券グループ本社は、これまで生成AIのスピーディーな社内導入により、生産性向上を図るとともに知見を蓄積してきました。この知見に基づき、生成AIを顧客との接点において直接活用し、サービス向上に資するための検討を進めています。
大和証券グループ本社は「今回の「GPT-4 Turbo with Vision」「Claude3」の導入についても、顧客との接点での活用を見据えた、最適な選択肢追求の一歩である」とコメントしています。
出典:大和証券グループ
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