AIによる動画解析でトマトの収穫量を予測する実証実験を開始
最終更新日:2022/10/19
近鉄不動産、東日本電信電話、NTTアグリテクノロジーは、近鉄不動産が運営する「近鉄ふぁーむ花吉野」において、1週間先のトマトの収穫量を予測する実証実験を2022年10月6日から2023年3月31日まで実施することを発表しました。
このAIニュースのポイント
- 近鉄不動産、東日本電信電話、NTTアグリテクノロジーは1週間先のトマトの収穫量を予測する実証実験を実施
- トマトを出荷する際に行う出荷量通知にあたって、出荷量の人的予測に課題
- 1週間先のトマトの収穫量の予測をAIと動画解析の技術を活用することで予測精度が向上し、課題を解決する考え
近鉄不動産株式会社、東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)、株式会社NTTアグリテクノロジーは、近鉄不動産が運営する「近鉄ふぁーむ花吉野」において、1週間先のトマトの収穫量を予測する実証実験を2022年10月6日から2023年3月31日まで実施することを発表しました。近鉄不動産では、「近鉄ふぁーむ 花吉野」において、水分量をコントロールして糖度を高めたトマト等の野菜を2012年7月より生産しています。
現在「近鉄ふぁーむ 花吉野」では、トマトを出荷する際、取引先へ出荷予定日の1週間前に出荷量を通知する必要があり、栽培責任者がトマトの熟度状態を基に、ハウス全体の収穫量を予測し、決定しています。しかし、熟度状態による収穫量の予測は栽培責任者の経験に左右されるだけでなく、気温や日照量等の環境要因の影響も受けることからハウス全体の収穫量を予測することが難しく、収穫量の予測誤差による出荷時の欠品や廃棄ロスの恐れがありました。
近鉄不動産、東日本電信電話、NTTアグリテクノロジーはこれらの課題解決に向け、NTT東日本およびNTTアグリテクノロジーのAIと動画解析の技術を活用することで、1週間先のトマトの収穫量の予測精度が向上し、複数ある取引先への出荷量の最適化や効率的な作業人員の配置ができると考え、今回の実証実験により、安定した農業経営と農産物の供給、農業の持続的な発展を目指す方針です。
出典:PR TIMES
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