生成AI

最終更新日:2025/06/04
GMOメディアは、高校教員向け課題作成サービス「コエテコStudy byGMO」に、PDFをアップロードするだけでCBT形式の問題を自動登録する新機能「問題AIインポーター」を導入しました。
このニュースのポイント
GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社は、高校教員向け簡単課題作成サービス「コエテコStudy by GMO」に、新機能「問題AIインポーター」を2025年5月26日より提供開始しました。
この新機能では、教員が過去に作成した試験問題をPDFでアップロードするだけで、AIが最短30秒でCBT形式に対応した問題を自動登録します。
「コエテコStudy by GMO」は、「情報Ⅰ」などを担当する教員がテストや宿題を手軽に作成できるツールです。
プログラミング教育の教員不足や教材準備の課題に対応し、教科書に準拠した4,000問以上のCBT形式問題や、AIがトピックに応じて長文穴埋め問題を自動生成する機能を備え、教務DXを支援しています。
現在、全国の小中学校では「1人1台端末」の整備が推進されており、試験問題やテストをオンラインで管理・運用する教務DX化の推進が求められています。
しかし、学校現場では過去のプリントや演習問題を紙で蓄積していることが多く、CBT形式に変換するためには全文手入力か、画像貼り付け後に設問を再設定をする手間が発生しています。
こうした課題を解決するため、PDFをアップロードするだけでCBT形式に対応した問題を自動登録してくれる新機能「問題AIインポーター」を開発しました。
今回追加された新機能「問題AIインポーター」は、教員が過去に作成した試験問題や小テストなどを PDF でアップロードするだけで「大問/小問番号、選択肢、図版の自動切り分け」、「空欄位置の推定と穴埋め問題への変換」、「配点・解答欄レイアウトの自動生成」を実行し自動でCBT化できます。
最短30秒でCBT化が可能で、インポート後の微調整も行えます。CBT化された問題は「コエテコStudy byGMO」に自動で登録されるため、教員が過去に作成した問題を簡単に生徒へオンライン配信できます。
なお、 本機能に用いられている、画像の有無や位置、大問・小問など問題構造をAIが解析し、CBTに最適な形式を自動で生成する技術は、2025年5月に特許技術として出願しています。
出典:PR TIMES
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