OpenAI、macOSアプリ版ChatGPTの大幅アップデートを発表。メモやNotionと連携
最終更新日:2024/12/23
OpenAIは、macOSのChatGPTデスクトップアプリの大幅アップデートを発表しました。複数のアプリと連携し、シームレスな作業が実現します。
このAIニュースのポイント
- ChatGPTデスクトップアプリが複数のアプリと連携。情報をシームレスに取得可能に
- ブラウザの行き来やコピーペーストの必要なく、テキストやグラフ、コーディングを作成
- 音声モードのアップデートで様々なキャラクターと対話しながら作業が可能に
米OpenAIは12月19日、macOS用のChatGPTデスクトップアプリにおいて、アプリ連携を強化したと発表しました。Windows版アプリのアップグレードも近日中に公開される予定です。
ChatGPT can now work directly with more coding and note-taking apps—through voice or text—on macOS. pic.twitter.com/U5D9YkNrpg
— OpenAI (@OpenAI) December 19, 2024
連携可能なアプリには、Warp、Notion、Apple Notes、Quip、Xcodeなど、文章作成やコーディングで利用するものが多く、これらはユーザーが許可しない限りChatGPTが情報を取得することはありません。
Warpを使ったデモでは、リポジトリのコミット数を分析するという要求に対し、過去2か月間の1日あたりのコミット数を、ホリデーカラーの棒グラフで生成しました。これには、使用しているGitについてChatGPTに教える必要はなく、Advanced Data Analysisが連携するアプリすべてに組み込まれるようなものだとされています。
また、Notionを使ったデモにおいては、ある歴史人物について調べたい事項の箇条書きをChatGPTが理解し、ウェブからの情報をシームレスに追加してNotionのページを完成させました。情報元となるリンク先も提示されており、反復作業を行うことでさらに精度を高められます。
さらに音声モードもアップデートされており、デモではChatGPTに向かってサンタに呼びかけるように話し、サンタと会話しながらNotesに書かれた音楽のセットリストについて相談する様子が披露されています。
これらは現在ベータ版として、Plus、Pro、Team、Enterprise、Eduユーザーが利用できます。OpenAIは、ChatGPTがただ質問と回答をし合うだけの存在ではなく、エージェント的な存在になるだろうとコメントしています。
出典:Youtube
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