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最終更新日:2024/02/08
チャットボットの導入費用は?
近年は、業界を問わず多くの企業の公式サイトにおいて、チャットボットをはじめとするツールが活用され始めています。チャットボットを導入してコールセンターの業務効率化を実現するなど、多くの導入事例が見られるようになってきているのです。
ベンダーによって料金体系や価格帯が異なるチャットボットですが、初期費用や月額利用料のほかにも発生する費用があります。今回は、チャットボットの導入に必要な費用はいくらなのか、その料金相場について詳しく解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
チャットボットについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
チャットボットとは、チャット(chat)とボット(bot)という2つの単語を組み合わせた造語です。ロボットが自動で会話するプログラムのことを指します。
そんなチャットボットは、事前に質問に対する答えを設定(作成)しておくことによって、ロボットが人間に代わって自動で質問に回答してくれるという仕組みです。そのため、チャットボットを導入すれば、日々寄せられる問い合わせ対応の多くを自動化(効率化)できるようになり、また顧客満足度向上にも繋げられるようになります。そういった点からも、近年はチャットボットを導入する企業が多くなってきているのです。
チャットボットの仕組みや特徴については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひこちらも併せてご覧ください。
チャットボットについて詳しく見る
契約から運用まで!導入にかかる費用の種類は?
チャットボットの導入にかかる費用には、主に以下の6種類が存在します。
これら6つの費用について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
チャットボットを利用するにあたって最初に必要となる費用です。ただ、初期契約料を無料にする代わりに、月額料金を高めに設定しているベンダーもあるので、一概に導入当初に発生するとは限りません。「初期費用としてまとまった金額は用意できないから、月額料金が割高になっても初期契約料は無料のほうがいい」という場合は、そうしたベンダーを選ぶことをおすすめします。
逆に、初期費用が高くても月額料金が低く抑えられるものもあります。大まかな初期契約料の目安としては5万円〜100万円と考えておくと良いでしょう。
初期費用を左右するポイントとして挙げられるのは、カスタマイズ開発の有無です。現在はさまざまな企業がチャットボットの開発・提供を行っており、その中には「自社仕様にカスタマイズできること」を強みとしているものも存在します。当然、オプションとして準備されていない機能を求める場合には、新規開発を依頼しなければなりません。その新規開発にコストが発生することから、初期費用が高額になる傾向にあるわけです。従って、できる限り初期費用を抑えつつチャットボットをカスタマイズしたい場合には、あらかじめ自社にとって必要な機能は何かを明確化した上で、導入するチャットボットを比較検討していくことが重要になります。
また、導入時に受けられるサポートの手厚さも、初期費用を左右するポイントの一つです。すでにノウハウが蓄積されている企業であれば、それほど手厚いサポートを受けることなくスムーズに導入を進められるかもしれません。しかし、初めてチャットボットを導入するような企業の場合、どうしても「課題の洗い出し」や「目的の明確化」といった点で躓いてしまいがちです。適切な戦略のもとチャットボットを導入しなければ、必要としない機能ばかりを持て余してしまう可能性も生じるため注意しましょう。
WEBサイトにチャットボットを設置するための費用に加え、月額の利用料金も発生します。3,000円~5万円が低価格、5万円~30万円が中価格、30万円以上が高価格となるのが一般的です。利用規模や搭載機能などによって大きな料金幅があるのが特徴的です。
その中でも、特に月額費用を大きく左右するポイントとして、チャットボットにAIが搭載されているかどうかという点が挙げられます。AI搭載型のチャットボットは、自然言語処理等を駆使した高度な技術が用いられているため、初期費用も高額な傾向にあるのです。ただし、データの蓄積量に比例して「対応できる質問の幅」も広がっていくため、問い合わせ対応にかかるコストを長期的に見据えれば、高額な月額費用以上のメリットを得られる可能性もあるのです。そのため、予算に余裕がある場合には、長期的な目線でコストを考えていくことも重要になります。
値段の安いチャットボットを選択すれば、月額費用を1万円程度に抑えることも可能ですが、こういった格安チャットボットは基本的にAI( 人工知能)が搭載されていません。また、AI搭載型のチャットボットであっても商品ごとに月額料金は大きく異なるため、目的を明確化した上で慎重に検討していく必要があります。
自社にとって不必要な機能ばかりが搭載されたチャットボットを選択してしまうと、「特に使用する機会がない機能ばかりが搭載されているのに、無駄にコストがかかる」といった状況に陥ってしまうこともあるため注意が必要です。
チャットボットは、「導入したらすぐに運用できる」というほど簡単なわけではありません。シナリオに沿って回答する「ルールベース型(シナリオ型)」であっても、AI・人工知能が機械学習した内容をもとに回答するタイプであっても、シナリオ設計や初期学習のサポートが必要だからです。もちろん、精度の改善、向上を実現するためには定期的なメンテナンスも欠かせません。こうしたサポートをベンダーに依頼する場合は費用が発生します。あらかじめ自社で用意している「よくある質問(FAQ)」を活用できる可能性もあるので、コストを抑えたい場合はベンダーに相談することをおすすめします。
チャットボットのデザインも、コストを左右するポイントの一つです。キャラクターを設定する場合などは、そうしたデザイン費がかかります。デザインのカスタマイズに対応しているチャットであれば、自らカスタムできることもあります。ただ、企業ブランディングを重視するのであれば、満足のいくデザインにするために別途カスタム料が発生すると考える必要があります。
さらに、デフォルトの機能のほかに自社のチャットとして必要な機能があれば、オプションのカスタマイズ料や別途開発費がかかることもあります。SNSとの連携や有人オペレーターへの切り替えなどを検討する場合は、オプションとなる可能性があります。
このほか、チャットボットを利用するためのコンサルティングを利用した場合のコンサルティング料や、予約システムやCRM(顧客管理)システムと連携させる場合のシステム開発費などが発生することもあります。

では、チャットボットを企業で利用していく場合、どのようなポイントに注意しながらチャットボットを選定すれば良いのでしょうか。ここからは、チャットボットを導入する上で注意すべきポイントについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
チャットボットを導入する上で最も重要なポイントと言っても過言ではないのが、導入目的の明確化です。現在はさまざまな種類のチャットボットが存在しており、それぞれ搭載している機能も大きく異なります。そのため、導入目的を明確にしていなければ、本当に必要な機能を搭載したチャットボットを導入できません。
考えられる主な業務課題としては「人手不足の解消」「問い合わせ対応の品質アップ」「問い合わせ業務の属人化防止」「業務負担の軽減」「多言語対応」などが挙げられます。
まずは、自社でどのような課題を抱えているのかを明確化し、その課題を解決するために必要な機能は何なのかを明確化していくことで、「自社にとって最適なチャットボット」が鮮明になっていきます。最適なチャットボットを選択することは、初期費用や月額費用を抑えることにも繋がっていきますので、社内でしっかりと情報共有を行いながら検討していくことが大切です。
現在は、無料トライアルが設けられたチャットボットも多くなってきています。そのため、積極的に無料トライアルを活用しながら、課題解決に繋げられるチャットボットを選択していくのも効果的な手段といえます。
無料トライアルを活用することで、実際に活用しなければ見えてくることのなかった新しい課題と向き合える可能性もあります。特に初めてチャットボットを導入する企業の場合、なかなか「実際にチャットボットを導入したときのイメージ」を膨らませていくことはできません。より鮮明なイメージを持った上でチャットボットを導入するという意味でも、無料トライアルには大きな価値があるといえます。
なお、無料トライアルとはいえ、チャットボットの設置には手間がかかるのも事実です。その設置作業に時間を要してしまうケースがあることは、あらかじめ把握しておく必要があります。
チャットボットの導入において重要なのは、企業にとって使いやすいことだけではありません。ユーザーにとって使いやすいチャットボットを選ぶことも重要です。いくら導入企業にとって魅力的な機能が多く搭載されているチャットボットでも、実際にチャットボットを利用するユーザーが「使いにくい」と感じてしまえば、顧客満足度低下に繋がってしまいます。
そのため、「ユーザーが抱えている悩みを解消できるか」という視点でチャットボットを比較検討していくことも大切になります。たとえば、多くのスマホユーザーが日常的に使用しているLINEと連携可能なチャットボットであれば、日頃のコミュニケーション感覚でチャットボットを使用してもらうことも可能になるわけです。より慣れ親しんだアプリでコミュニケーションを図れることは、一つのメリットと言えます。ユーザーが使いやすいこと、企業の目的達成に必要な機能が搭載されていること。これら2つを網羅したチャットボットを比較検討していくことをおすすめします。
現在は、さまざまな種類のチャットボットが存在しており、それぞれ価格も大きく異なります。ここからは、価格帯別でおすすめのチャットボットをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
チャットプラス株式会社が提供するチャットボット「ChatPlus」は、初期費用0円、月額1,500円〜と、低価格で利用することが可能です。ホームページから無料トライアルを申し込むと、すぐにサービスを試すことができるため、「まずは自社にとって最適なチャットボットか試してみたい」といった企業にも向いています。
チャットは無人での運用が可能なほか、有人対応をしたとしても、電話やメールの20~50%のコストで対応をできるため、窓口コストの大幅な削減に結びつけることが可能です。また、月額2,500円(1人あたり)でオペレーター数を増やすことができるオプションや、オリジナルチャットデザインを依頼できるオプションなども設けられているため、希望に近づけやすいという特徴もあります。
株式会社アノテテが提供する「Tebot」は、150社の企業の声から生まれた高機能で低コストのAIチャットボットです。必要はすべて標準搭載されており、月額3万円で制限なく使用することができる点は大きな魅力です。特に注目すべき機能としては、以下のようなものが挙げられます。
高性能AI
高性能なAIを標準搭載したチャットボットなので、登録したQ&Aの表記ゆれも吸収し、オートリプライが可能です。
シナリオ階層無制限
想定される質問を、選択形式で作成することにより、チャットボット利用者の動線を明確化し、よりスムーズに回答へと導くことが可能です。
Q&Aの登録が無制限
一問一答式で登録でき、AIの回答精度をさらに上げる類似質問機能も搭載。質問と回答文をExcelファイルで作成し、一括登録も可能です。
外部ツール連携
社内で利用しているチャットツールやプロジェクト管理ツール、CRMなどさまざまな外部システムと連携可能です。また個別のカスタマイズ開発も柔軟に対応しております。
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社が提供する「WisTalk (ウィズトーク)」は、社内向け用途(BtoE)2年連続シェアNo.1(ITR調べ)を誇るチャットボットです。人事・総務・経理・ITで使われる用語を網羅した高精度エンジンと、豊富な知見を持つ担当者による伴走サポートにより、社内問い合わせ対応業務を効率化することができます。
そんな「WisTalk」の特徴としては、管理者にも利用者にも優しい機能が多く搭載されている点が挙げられます。
たとえば、ダッシュボードでは、Q&Aの改善候補を自動抽出できるため、担当者の工数を大幅に削減することができます。他にも、ノーコードで設定できるシナリオや有人チャット・Teamsなど、管理者が運用に必要な機能を多く搭載しているのが特徴です。ユーザビリティに優れたチャット画面で、マニュアルを見ることなく利用者の質問をすぐに解決できるのは、大きな魅力といえます。
なお、月額費用は、Q(質問数)の登録件数による段階式従量課金のみとなっています。初期費用0円で、すべての機能を無制限で利用可能です。1ヵ月間無料で機能制限なく試すことができる無料トライアルも設けられているため、導入ハードルの低いチャットボット製品といえます。
株式会社豆蔵が提供するチャットボット「MZbot」は、ただ問い合わせ対応を効率化するだけのチャットボットではありません。ノーコードで「RPA」「Web API」「ロボット」と連携して「人」と「デジタル」をシームレスにつなぎ、企業における情報資産の活用を促進するために開発された次世代型DXプラットフォームです。
教師データの管理に必要となる知識はExcelのみであり、対話履歴分析や他システムからのデータ移行もExcelで行うことができます。また、難しい管理者専用画面ではなくチャット画面上の管理者メニューから対話型で簡単操作できるため、専門知識を持った従業員がいない企業でも比較的簡単に導入することが可能です。豆蔵コンサルタントによる管理者向けの研修メニューも充実しているため、現段階では専門知識を持った従業員が存在しない企業でも、問題なく活用していくことができまうs。
さらに、独自開発の精度向上支援機能が設けられており、事業部門で柔軟に運用することができる点も魅力の一つといえます。
株式会社サイシードが提供するsAI Chat(サイチャット)は、高性能な人工知能と手厚い運用サポートをセットにしたAIチャットボットサービスです。基本的にチャットボットは、ユーザー属性や効率化させたいポイントなどによって設置場所が異なるものですが、sAI Chat(サイチャット)であればWebサイトはもちろん、LINE公式アカウントでもユーザーの疑問に答えていくことが可能になります。
また、解決率の高まりやすいFAQの作成や、検索精度を高めるAIチューニングといった専門知識が求められる作業をサイシードのスタッフに任せることができるため、専門知識を持つ従業員が在籍していない企業でも気軽に導入することができます。
ChatGPTの解釈性と文章生成能力を駆使し、自社の業務にまつわる質問に対しても組織固有の情報をもとに高度な文章表現で説明してくれる、生成AI時代の新しいチャットボットです。その解釈性の高さは「問合せ対応」や「ナレッジマネジメント」を今までになく高度化し、自社の業務知識に基づく文章生成能力は「企画」や「広報」などアイデアを必要とする作業をアシストします。
従来のチャットボットは、固有の情報に基づく回答が可能な一方、その内容は登録されたFAQの検索結果やシナリオに基づく内容の提示に留まり、情報の取捨選択はユーザーの検索リテラシーに大きく依存していました。
これを踏まえ、OfficeBot独自の情報処理技術と検索アルゴリズムの融合、さらにChatGPTのコアエンジンである大規模言語モデルとの連携による高度な文章生成能力を統合することで、組織固有の質問に対しても「関連性の高い情報」をもとに「わかりやすく説明する」というユーザエクスペリエンスの実現に成功しました。
Salesforceが提供する「Service Cloud」は最高のカスタマーサービスを提供できるCRMプラットフォームです。CRM上で構築されたAIチャットボットで顧客の自己解決率を向上させます。過去の応対履歴やマーケティングメールの送信履歴などの顧客情報を一元的に集約したコンソール上で電話・メール・チャットなどあらゆるチャネルの問合せを管理。組み込みの自動化ツールで担当者の生産性を向上させることが可能です。
また、CRM上に構築されていることも特徴の一つといえます。例えば、購入商品に関する問合せに購入履歴を用いた回答ができるため、顧客の自己解決率の向上に貢献します。有人チャットへのシームレスな引き継ぎも可能です。
さらに、ナレッジ管理の面でも効果を発揮します。おすすめの記事や最適化された記事検索を活用することで、ケースの解決時間を短縮。エージェントの生産性を最大限に高めることが可能です。FAQへ公開し、チャットボット連携することで、顧客の自己解決率も向上していくことができるできます。
Service Cloud-Chatbotについては、以下のページでも詳しくご紹介していますので、ぜひこちらも併せてご覧ください。
Service Cloud-Chatbotについて詳しく見る
このほかに検討しておくべきものとして、導入後の運用にかかるコストがあります。チャットボットは導入・運用を始めたらそれで終わり、というものではなく、ユーザーの反応を見ながらシナリオなどをメンテナンスしていく必要があります。こうしたサポート体制の構築や人的コストも把握するべきです。中には、ユーザーサポートなど運用代行サービスまで提供しているベンダーもあります。
また、チャットボットで対応しきれない問い合わせを有人オペレーターに切り替えて対応する場合には、こうしたオペレーターの採用コストもかかります。そのため、オペレーターの人件費なども踏まえた上で、チャットボット運用にかかるコストを総合的に判断していくことが重要です。
自社にとって適切な機能を搭載したチャットボットを選択しなければ、予想以上にコストが膨らんでしまい、投資対効果が見合わなくなってしまう可能性も否めません。たとえば、必要のない機能が多く搭載されているチャットボットを導入しても、その機能をつかいこなせずに無駄なコストばかり消費してしまうからです。
そのような事態を避けるためにも、まずは「チャットボットを導入する目的」を社内で明確化した上で、必要な機能を搭載したチャットボットを導入していくと良いでしょう。また、チャットボット製品の中には無料トライアル期間(無料体験版)が設けられているものも存在しますので、そうした機会を利用して実際の使用感や投資対効果を検討してみるのも有効な手段といえます。
AIsmileyでは、企業の課題や予算などをヒアリングした上で最適なチャットボットを提案させていただいておりますので、チャットボットの導入をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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