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最終更新日:2024/04/04
昨今、24時間365日対応が可能なWebサイトからの予約・受付システムが拡大しています。そうしたなか、「決済までチャットボットで出来たらいいのに」というユーザーの声に応えて、予約・購入から決済までトーク画面で完結する「チャットコマース」が広がりを見せ始めています。
チャットボット導入事例について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
業界・業種別AIチャットボット導入活用事例6選!企業の課題と導入効果まとめ
ネット通販の抱える課題のひとつが、「ユーザーが購入前に離脱してしまう」という点です。ECサイトだと実店舗のようにユーザーの疑問に答えたり、用途に合った商品を提案したりするスタッフがいません。そのため、ユーザーがなんらかの不満や疑問を抱えたりショッピングに飽きたりしてしまうと、そのままサイトから離脱してしまうのです。
昨今では、そうしたユーザーへの対策として、さまざまなWeb接客ツールが登場するなど各社は工夫を凝らしています。
チャットコマースの特徴は「会話型のEC(ネット通販)」であるという点です。会話形式でスムーズかつナチュラルにユーザーを購入へと導くので、Webサイトのようにいろいろなページに目移りすることなく、購入という目的だけを果たせます。また、LINEなどのチャットボットは選択式で項目を選ぶことも可能なので、Webフォームと異なり文字入力のわずらわしさがありません。
昨今、SNSの主戦場はFacebookやインスタグラムなどから、LINEやワッツアップなどのチャットツールに移りつつあります。こうしたトレンドが、予約・購入から決済までの全てをチャットアプリ上のトーク画面で完結する「チャットコマース」の広がりを後押ししていると考えられます。

チャットコマースの会話広告で注目を集めているのが、ZEALSが展開するfanp(ファンプ)です。同社は、サードパーティーとして初めて、LINEトーク上でのLINE Pay決済連携を実現し話題を呼びました。今年3月には、サイバーエージェント(藤田ファンド)や既存投資家を引き受け元とする第三者割当増資によって3.5億円を調達しています。
FanpはSNS上の広告を閲覧しているユーザーをLINEやMessengerなどのチャットボット上へ誘導し、会話形式で商品を販売するサービスです。チャットボットとの会話によって、ユーザーのニーズを把握すると同時に、商品やサービスへの理解を深めてもらいます。さらにLINE Pay決済連携のほか、クレジットカード決済や後払い決済にも対応したことで、トーク画面上で商品の販売から決済までを完結できるようになり、サービスの利便性が高まっています。
多額の資金調達によって、同社は今後チャットだけでなく音声関連でも新サービスを準備しているとのことで、要注目です。
チャットコマースでも先行する米国で注目を集めているスタートアップが、「Operator(オペレーター)」です。配車サービスの「Uber(ウーバー)」の共同創業者ロビン・チャンが始めたショッピングアプリで、欲しい商品の画像をメッセージで送ると、エキスパートが最適な商品を提案してくれるというものです。
アパレルやキッズ用品などだけでなく、映画のチケットやホテル予約なども探してもらえるということです。配達に関しては、宅配サービス「UberRUSH」と提携しており、驚くほどの速さで商品が到着することでも話題です。
今はまだ、チャットボットの「中の人」が商品を探してくれる段階とのことですが、今後はAI・人工知能がその役割を担っていくと考えられます。
検索サイトが発達する中で、膨大なデータの中から適切な情報や商品を選び出すには、「検索力」が必要です。そうした環境に疲れた人たちの中で、友達に聞く感覚で会話しながら、欲しい情報や商品を選び出して決済までトーク画面で完結させるチャットコマースへのニーズが広がっているのかもしれません。
チャットボットについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
チャットボットとは?意味やメリット、活用事例を徹底紹介
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