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最終更新日:2024/02/06
発作性心房細動の兆候を検出する人工知能を搭載するソフトウェア医療機器の治験をカルディオインテリジェンスが開始しました。AI・ディープラーニング技術を活用した解析技術を利用して発作を起こしていない時の正常心電図波形から心房細動の微細な兆候を検出し、心房細動の早期発見・早期治療を目指します。
このAIニュースのポイント
株式会社カルディオインテリジェンスは、医療現場の解析技術にデジタルトランスフォーメーション(DX)をもたらすことを目指すヘルステックベンチャーです。この度、「発作性心房細動の兆候を検出する人工知能を搭載するソフトウェア医療機器」の治験を開始しました。
本治験は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療機器開発推進研究事業採択に基づき実施されているもので、人工知能を用いたこれまでにない先進的なソフトウェア医療機器の承認に向け、多施設共同で性能評価を実施するものです。本治験は今年度中の完了を目指し、2021年10月20日に1例目の患者さんのエントリーを実施することができました。
カルディオインテリジェンスは、2019年10月の創業後「医療現場で”使える”ディープラーニングAIとICTですべての人に届けられる心電図のDX実現」を目指し、心電図のAI自動解析支援システムの製品化を進めております。2020年8月にはAMEDが公募した「医療機器開発推進研究事業」に採択され、「隠れ心房細動診断支援AI(非発作時波形でも心房細動を検出できるAI技術)」の開発研究を続けてきました。
「”隠れ心房細動”診断支援AI」は一見正常のように見える心電図であっても、過去に不整脈が起きた痕跡がごくわずかではあるものの残っているものがあります。このような肉眼では確認しにくい微細な痕跡を、ディープラーニング技術により発見し、一定時間記録した心電図検査から不整脈を起こしている可能性がある患者さんを検出することができます。この技術を医療機器として活用することで、測定中に不整脈が捕捉されなくても、心房細動の兆候を検出し、病気の早期発見・治療に役立てることができるようになります。

本治験は、人工知能による心電図自動解析システムを用いて、不整脈の発作を起こしていない時の心電図から発作性心房細動の兆候を検出するソフトウェアの性能を検証することを目的としています。本治験を多施設で実施することで、医療機器承認を目指してソフトウェアの性能を検証することを目的としたものです。
心房細動による脳梗塞発症などの社会資源負担の増加は、先進諸国において喫緊の課題です。特に高齢化とともに、未発見の心房細動による突然の脳梗塞を引き起こす患者さんが増加しています。その予防には、脳梗塞の予防に関わる心房細動の早期診断が重要であるにも関わらず、現行の技術では十分ではありませんでした。
そこで連続的に心電図を取得できる単誘導心電図波形から、AI・ディープラーニング技術を活用した解析技術を利用し、発作を起こしていない時の正常心電図波形から心房細動の微細な兆候を検出し、心房細動を早期発見・早期治療することを実現することで、脳梗塞の新規発症予防が可能になります。
これによって社会資源の負担を減らせることは明らかで、近い将来には脳ドッグなどにも活用可能な有効性が高く社会的インパクトの大きい診断ツールになることが期待されます。
出典:PR TIMES
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