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最終更新日:2024/02/01
ライフログテクノロジーは、「カロミル」に搭載されている体重予測AIのバージョンアップを実施しました。
このAIニュースのポイント
食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジー株式会社は、「カロミル」に搭載されている体重予測AIのバージョンアップを実施しました。
カロミルは、食事・運動・体重のデータを管理する、健康管理アプリです。このアプリは特許技術の「カメラロール解析」により、スマートフォン搭載のカメラで食事を撮りためておけば、一般的な食事メニュー他、大手食品メーカーの商品や大手コンビニエンスストアの商品、大手飲食チェーンのメニューを含めた識別が可能です。食事に加えて体重や血圧、血糖値も写真を撮ることで、簡単に記録ができます。他にもエネルギーと18種類の栄養素の記録や計算、AIが3ヶ月後の体重予測やアドバイスをする独自機能も搭載されています。
これまでの体重予測AIは、レコーディング状況(頻度、回数)、5大栄養素の摂取状況、運動状況(強度)をAIが機械学習することで体重予測やアドバイスを行っていました。今回のバージョンアップにより、食べたものも考慮して予測可能になり、アドバイスとして表示するエネルギーの基準値に、食事・運動・体重の状況を含めるようになりました。
これまでは、食事の回数や頻度により判定されていましたが、食事の詳細内容を含んで予測するようになります。アルコール類からお菓子、野菜、必須アミノ酸の摂取状況までをも含むため、より喫食傾向を踏まえた精緻な予測が可能となりました。また食べたものに対して「〇〇を食べたのが良かった/控えたほうがよい」というように、アドバイスでも食べたものを具体的に表示します。加えて、今回のアップデートで、精緻な消費エネルギー量の推定をするために、個々人の過去の食事・運動と体重の変移を機械学習するようになり、算出精度が向上しました。
ライフログテクノロジーは「健診データを預かり食事、体重、運動などの日々のライフログデータをAIが紐解くことで、数カ月後の血圧や中性脂肪、コレステロール値などの数値を予測できる機能の実装を目指しています。今後も日々のカロミルの利用でユーザーの疾病のリスクを回避し、健康増進に寄与していきます」とコメントしています。
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