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最終更新日:2024/01/26
400年以上の伝統を引き継ぐ刀鍛治職人と最新のAI、Web3テクノロジーを融合させた日本刀のアート作品「TACHI」が発表されました。
このAIニュースのポイント
株式会社Final Aimと株式会社studio仕組は、400年以上の伝統を引き継ぐ刀鍛治職人と、最新のAI(人工知能)とWeb3テクノロジーを融合させた日本刀のアート作品「TACHI」(タチ)を発表しました。
大阪・奈良で400年以上の伝統技術を引き継ぐ15代目河内守國助である河内國平氏が渾身の想いを込め制作した日本刀。その日本刀と最新のAI、Web3テクノロジーを融合したことによって、これまでにないデザインと新たな鑑賞方法が実現されました。
日本の伝統工芸と美意識、そして革新的なテクノロジーによるデザイン。日本刀の「太刀(たち)」という呼び名と、新たな価値を実現する希望を表す「立ち」を掛け合わせて、作品名は「TACHI」(タチ)と名付けられています。
機械学習とクラウドコンピューティングをコア技術とする最先端の3Dモデリング手法「ジェネレーティブデザイン」を導入。快適なグリップや強度の最大化、材料設定と使用量の最小化、デジタル製造プロセスなど各種パラメータを人工知能が受け取り学習し、最適な3Dデータの生成が可能となりました。
「TACHI」は、デザインプロセスから最終3Dデザインデータにいたるまで、Final Aimが展開するデザインとデジタル製造業のWeb3プラットフォーム「Final Chain」上にてすべてが統合管理されています。ブロックチェーンなどによるWeb3テクノロジーを活かすことで、デザインやデジタルファブリケーションにおける真正性やオーナーシップなどの課題も解決。さらに、実物の作品にも証明情報を刻印することで、リアルとデジタルで相乗的に価値を高めるデザインを実現しました。
すでに米国・ニューオーリンズ市で開催されているグローバルカンファレンス「Autodesk Accelerate 2022」でTACHIは発表されています。今後、ニューヨークをはじめとして国内外での展示や受注販売などを展開する予定です。
出典:PR TIMES
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