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最終更新日:2024/02/21
スマートフォンの音声認識型アシスタント機能や、企業のマーケティングデータ分析など、近年はさまざまな場所でAIが導入されています。すでに私たちの日常にもAIが導入されているケースは多く、「AIが活用されていることにさえ気付かなかった」といった経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな中、近年注目されているのが株式市場でのAI導入です。
株価予測を行うアプリも多く開発されている状況ですが、それらを利用することで効果は期待できるのでしょうか。今回は、AIによる株式予測について、また株価予測アプリについてまとめました。
「AIの株価予測」と言われてもなかなかピンと来ないかもしれません。これは人工知能を用いて人間の代わりに株価に関連する情報を収集し、将来の株価などの予測を立てるというものです。最近ではそのデータをもとに、株式売買の取引まで行っているケースもあります。このようなAIによる株価予測や株取引は、人間の判断が必要ありませんので気軽に株式投資を行うことができ、最近は利用者も増加傾向にあるといいます。
また、いざ資産運用を行おうと考えた時に、「何に投資すれば良いのか分からない」という方も多いでしょう。投資信託という方法を選択するのもひとつの手段ですが、決して手数料は安くありません。それは投資信託の場合、その証券会社で働く人の人件費がかかるからです。その点、AIを活用した投資であれば人件費が発生することはないため、手数料も抑えることが可能です。手数料を抑えつつ、膨大なデータをもとに自分に合った銘柄を提案してもらえるという点は、AIを活用した投資のメリットといえるでしょう。
ただし、自分自身で銘柄を選ぶ場合よりは手数料が高額になるという点は、デメリットといえます。とはいえ、目先の手数料を抑えるばかりに自分にとって適切ではない銘柄を選んでしまうリスクも考えられます。そのため、AIによる株価予測や株取引は、長期的な利益を見据えながら取り組んでいくことが大切になるでしょう。
最近では株価予測アプリも多く提供されており、パソコンやスマートフォンを用いて手軽に取引を行えるようになっています。今回は、その中でも特徴的な7つのアプリをご紹介します。

ferciは、スマホで日本の株を取引できるサービスです。1株ずつ取引ができるため、500円程度の少額から投資を始めることができます。
口座開設はスマホだけで完了できます。口座開設後にメールで証券口座の利用に必要な情報が届き、最短で開設申し込みの翌営業日から投資を始められます。
アプリ内に投資コミュニティがあり、先輩投資家を参考にしたり質問したりすることができます。アプリ内には投資初心者のための読み物もあります。

STREAMは、日本初の従来型手数料が無料の株取引アプリです。条件付きの無料ではなく、手数料が無制限に無料なのはSTREMAだけです。
アプリ内にオンラインコミュニティがあり、ユーザー同士で交流することができます。初心者とベテラン関係なく、24時間いつでも情報交換が可能です。
最新情報やアイデアを得られる仕組みも充実しています。複数のニュースソース、適時開示、銘柄ごとの掲示板、Twitterなどの情報ソースが提供されており、注目情報がわかります。

WealthNaviは、「長期・積立・分散」をサポートする全自動の資産運用ができるアプリです。入金、出金、積み立ても全てスマホで行うことができます。
資産運用の自動化には、世界水準の金融アルゴリズムを用いています。これまで一部の富裕層や機関投資家などだけが使えていたものを、誰もができるようにしているのです。
世界約50カ国11,000銘柄に自動で分散投資し、株式や債券、金、不動産に最適な配分で幅広く投資することで、リスクを抑えて世界経済の成長の恩恵を取り込むことができます。

GROWNは、AIによって過去30年間(7,000日以上)の日経平均チャート分析を行い、パターン認識するアプリです。この分析により、翌月の日経株価を予想します。公式サイトによれば、過去4年間の「予想株価へ到達した確率」は75%を超しているそうです。

FISCO AIは、人工知能を活用して上がる株、下がる株の予測を行うアプリです。10日間の無料お試し期間が設けられているため、どの程度の成果が見込めるのかをチェックするために利用することも可能です。

「Stock Magnitude」は、急騰する銘柄をAI・人工知能が検知し、「マグニチュード」で通知する株価予想アプリです。独自の理論によって、前例のないアルゴリズムを考案するのが大好きなプログラマ「Daiki Takano」によって開発されました。
「検知日から10日以内に検知日基準で10%上昇」「検知日から3日以内に前日比3%急騰」のいずれかをAI・人工知能が予測し、通知するという仕組みです。現在進行形で機械学習・ディープラーニングによる精度向上を続けており、2019年時点の段階では未学習データに対して77%という精度を実現しています。
あくまでもAI・人工知能による検知結果を公開しているだけのアプリなので、このアプリだけを参考に取引するのはおすすめできません。しかし、株予測という領域におけるAIの技術を体感する上では参考になるでしょう。

スマホひとつで銀行のすべてが使える「auじぶん銀行」では、口座開設や取引明細、外貨取引、投資信託、AI外貨予測など、さまざまな機能を搭載したスマートフォンアプリが提供されています。その中でも「AI外貨予測」は、AIを活用することで、過去の為替の変動から、数時間後~数日後の為替変動を分析・予測することが可能です。
このAIが予測する通貨は「米ドル」「ユーロ」「豪ドル」「ランド」「NZドル」の5つ。それぞれの通貨の「1時間以内」「1営業日以内」「5営業日以内」の変動を予測し、アイコンでそのシグナルを発信します。AIが予測した結果は、AI外貨予測機能のトップページ、詳細ページ、AI外貨予測アラートの3つの画面から確認可能です。
また、じぶん銀行スマートフォンアプリでは、AIが購入に有利なタイミングを自動で判断し、月に1度、ユーザーの指定した通貨と金額を自動的に預け入れる「AI外貨自動積立」というサービスも提供されています。「当月内の営業日の中でより安値(円高)で購入できるかどうか」をAIが自動で判断し、ユーザーの指定した金額を円普通預金口座から引落とし、外貨普通預金に預け入れるという仕組みです。
このAIによる外貨購入は、1ヶ月(月初めの営業日から最終営業日まで)に1回行われ、積立日は通貨ごとに異なります。
上記でご紹介した株価予測アプリ以外にも、いくつか株価予測アプリは存在します。そのため、自分に合った株価予測アプリがどれなのか分からずに迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。株価予測アプリを選ぶ際には、注意すべきポイントが3つ存在しますので、それらを把握した上で株価予測アプリを選んでいきましょう。
株価予測アプリを選ぶ際のポイントのひとつに、「分析データが豊富であるか」という点が挙げられます。AIによる分析を行う場合、分析の対象となるデータが多ければ多いほど、分析の幅を広げることができるからです。分析の幅を広げられれば、予測精度も高められる傾向にあるため、非常に重要なポイントであることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
ちなみに、分析データとしては「消費者物価指数」「失業率」「鉱工業生産高」「製造業生産高」「機械受注」などが挙げられます。こういったデータが長期間分蓄積され、運用されている場合には、AIによる株価予測の精度も高くなることが期待できるでしょう。
株価の予測を行っているアプリがどの程度実績を公開しているかという点も、株価予測アプリを選ぶ際に注目すべきポイントといえるでしょう。なぜなら、精度の高い予測を行えているアプリほど、その予測結果を公表することがメリットになるからです。また、仮に予測が外れていたとしても、その事実をしっかりと公表し、次の予測に活かしていく姿勢が見受けられれば、そのアプリには今後の成長が期待できるかもしれません。
しかし、予測を公開していないアプリの場合、どの程度の予測的中率なのか把握することができません。そのため、信憑性があると判断することは難しくなってしまうでしょう。良い結果も悪い結果も公表している透明性の高いアプリであれば、実際に利用する価値があるかどうかの判断も行いやすくなるのではないでしょうか。
魅力的な機能が備わっているアプリでも、高額すぎるものでは利用を躊躇してしまうでしょう。もちろん、値段に見合う機能が備わっていると判断できるのであれば、高額なアプリを利用することも悪くありません。
あくまでも「機能」と「価格」のバランスを判断した際に、適正価格と判断できるかどうかが重要なポイントです。そのバランスに気をつけて、アプリを選ぶようにしましょう。

株価予測アプリではありませんが、大手金融機関の大和証券も、個人投資家の顧客向けにAIを用いて選定した銘柄情報の提供を行っています。これは、本決算発表後の1ヶ月間(20営業日)に株価が上昇すると予測できる銘柄を紹介するというサービスです。
国内の上場企業の決算データをもとに、機械学習アルゴリズムを用いた独自の株価予測モデルによって実現されました。これまで、5分先の短期予測などは多く行われていましたが、1ヶ月以上先の長期株価予測は存在していなかったため、大きな反響を呼んでいます。
また、株価パフォーマンス結果に関しては、2017年5月に紹介した銘柄では全20銘柄中16銘柄がTOPIXをアウトパフォームという結果を見せました。全20銘柄の平均騰落率は5.42%(TOPIX比)上回る結果となっていることからも、AIによる予測の精度が極めて高いことがお分かりいただけるでしょう。
なお、大和証券では、決算発表が集中する2月、5月、8月、11月に、1~2カ月後に上昇する確率が高い銘柄をAI(人工知能)が予測・選定した上で通知する「DAIWA AIセレクト株式銘柄」というサービスも提供しています。2019年に紹介した銘柄では、紹介日から数えて40営業日目で「平均騰落率4.30%」というパフォーマンスを発揮しました。
大和証券では、高いパフォーマンスを発揮する銘柄を選定すべく、株価予測モデルには「直近数年間分の決算発表後の値動き」や「決算データ」をすべてAIに学習させているそうです。そのため、今後さらなる精度の向上も期待できるでしょう。

マネックス証券でも、AIを用いて過去の株価等をもとに株価予測を行う「AI銘柄ナビ」というサービスを2020年6月から提供開始しました。主要ネット証券がAIによる株価予測サービスを提供するのは、マネックス証券が初めてだといいます。
AI銘柄ナビの仕組みとしては、MILIZE INVESTMENTが作成したロジックを活用し、テーマに関連する銘柄をAIがピックアップし、1ヶ月後の株価の値動きを予測するというものです。気になる銘柄をポートフォリオに登録しておけば、予測トレンドに変更があった場合にメールで通知を受け取ることができます。
そのため、これから株式投資を始めようとしている人や、銘柄選びや売買のタイミングに自信がない人などにとって、大きなヒントを得られるサービスといえるのではないでしょうか。
ちなみに、このAI銘柄ナビを利用したい場合には、マネックス証券のウェブサイトTOPページの「株式取引」をクリックし、「株式(現物取引)」のページの中段にある「マネックス証券の株式取引」-「投資情報」にアクセスすれば利用することができます。このサービスはパソコンからでもスマートフォンからでも利用することができ、利用料も無料です。銘柄の詳細からそのまま取引画面に移ることもできますので、実際のトレードを検討している人も使いやすい仕様といえるでしょう。
また、すべての上場銘柄が株価予測の対象となっており、キーワードやテーマごとに検索を行えます。気になる銘柄をポートフォリオに登録すれば一覧にまとめることも可能です。AIによる株価予測と併せてこれらの機能も活用すれば、さらに大きなヒントを得られるかもしれません。

松井証券では、数多く存在する株銘柄の中から「上昇(値上がり)・下落(値下がり)する銘柄」を予測するアルゴリズムを購入・利用できる「QuantX(クオンテックス)」というサービスを提供しています。アルゴリズムを利用した、高パフォーマンスな投資の実現が期待できるとして大きな注目を集めています。申し込みを行ったその日からヘッジファンドなどのプロの投資家と同等の投資手法を体験することができるのは大きな魅力といえるでしょう。
利用方法も非常にシンプルで、わずか3ステップで利用開始できます。まず、メールアドレスやSNSアカウントを使用して会員登録・ログインを行い、次にQuantX Storeから好きなアルゴリズムを購入します。そして購入後、1日に1回メールやLINEで売買銘柄のお知らせが届くため、お知らせの通りに売買を行えばアルゴリズムを体験することが可能です。この「QuantX」を活用すれば、株式投資における新たなヒントを得られるかもしれません。
AIが株価予測を行うこと自体は、決して珍しいものではないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。ただし、いくらAIを活用しても、将来的な株価の動きを的確に予測するのは極めて難しいと言わざるを得ません。私たちが一切予測できないような大きな事件、事故などによって相場が大きく変動する可能性もあるからです。そのため、「AIに任せれば確実に投資で成功できる」という考えを持つのは危険でしょう。
ただし、膨大なデータを分析し、適切な銘柄を選んでくれるという点は、経験の浅い人にとっては大きなメリットともいえます。自分自身で知識を蓄えていくと同時に、AIのサポートを受けながら株取引を行っていくというスタイルも、今後は増えていくかもしれません。
AIの株価予測アプリを選ぶ際に気をつけるポイントは以下の通りです。
手数料を抑えつつ、膨大なデータをもとに自分に合った銘柄を提案してもらえるという点は、AIを活用した投資のメリットといえるでしょう。
AIを用いた株価予測アプリの代表的なものは以下の通りです。
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