新丸ビルに続いて丸ビルでもAI警備システム「asilla」を採用。警備効率強化と空間価値を向上へ
最終更新日:2023/08/17
アジラは、三菱地所の丸の内ビルディングにおいて、AI警備システム「AI Security asilla」が採用されたことを発表しました。
このAIニュースのポイント
- 世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システム「asilla」が、新丸ビルに続き丸ビルでも本格採用
- 「asilla」は侵入や喧嘩といった迷惑行為だけでなく、ふらつきなどの異常行動の見守りや、白杖・車椅子の検知も可能
- 同システムで人数カウントや混雑状況も把握できるため、顧客サービスの向上や施設空間の快適性向上が期待される
株式会社アジラは、三菱地所株式会社の丸の内ビルディングにおいて、AI警備システム「AI Security asilla」が採用され、本格運用されることを発表しました。
「asilla」は、世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システムです。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知します。映像をモニタリングする警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しも無くすことができます。
2022年10月から新丸の内ビルディングで同システムの運用を開始していましたが、その導入成果を踏まえ、同じく丸の内エリアのシンボルである丸の内ビルディングの防犯カメラにおいても「asilla」が利用されることとなりました。
行動認識AIを搭載した警備システム「asilla」は、人の動きに対する検知精度が高く、防犯カメラの映像からさまざまな行動を検知します。また、行動の検知だけではなく、同じシステムにおいて人数カウントや混雑状況の把握なども可能です。
丸ビルでは「asilla」導入により、転倒事故への対応、不審行動の早期発見といった警備での活用以外にも、白杖・車椅子検知によるサポートといった顧客へのサービス向上、対象エリア内の混雑状況の把握などによる施設空間の快適性向上を目指しています。
AI警備システム「asilla」は、今後もさらなるアップデートを予定しています。丸ビルを運営する三菱地所は「警備機能の強化だけでなく、曜日・時間帯別のフロア混雑状況や来館者動線の可視化により、最適な施設環境の整備を実現できると期待しています。今後も来館者や入居テナントにさらなる利便性や安全性を提供します」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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