生成AI

最終更新日:2024/04/10
KIYOラーニングが、AIを活用して個人の学習データから現在の実力をリアルタイムで確認できる新機能「AI実力スコア」をリリースしました。
学習者の日々の努力を分析し、実力をリアルタイムで数値化します。
このAIニュースのポイント
KIYOラーニングのオンライン資格取得講座「スタディング」は、累計10万人以上の受講者による膨大な学習履歴データや問題・模擬試験等の得点データが蓄積されています。AI実力スコアでは、これらのデータをAIが分析し「あなたが今、試験を受けたとしたら何点取れるのか?」を予測します。これにより日々学習を進める中で、現在の科目別・テーマ別の実力をリアルタイムで把握することができ、「この科目はあと何点取れば合格できるのか」「どこが苦手なテーマのか」等、効率的な試験対策をすることが可能です。
現在の実力を「AI実力スコア」として予測します。AI実力スコアは、試験の得点として表示されるため、今試験を受けた場合の実力をリアルタイムで把握できます。これにより、試験の合格点まであと何点足りないかが分かり、学習の目安になるだけでなく、日々勉強をするごとにAI実力スコアが伸びていくため、学習モチベーションが高まります。また、科目別やさらに細かいテーマ別のスコアを見ることもできるため、苦手なテーマを把握して、効率的に試験勉強をすることが可能です。
「AI実力スコア」では、全体スコア、科目別スコア、テーマ別スコアについて、全受講者中の「あなたの位置」を表示します。これにより、他者と比較したときの自分の強み・弱みがわかるため、さらに効率的な学習が可能になります。
「AI実力スコア」のレポート機能では、苦手なテーマを把握するだけでなく、各テーマに関するレッスンや問題練習が表示されるため、すぐに復習をすることが可能です。
従来スタディングでは「AI学習プラン」により個人別に最適化された学習計画を作成する機能を提供していました。AI学習プランでは個々の受講者の試験予測スコアが最も高くなるような学習計画を作成します。今回追加された「AI実力スコア」により、AI学習プランで作成した学習計画を日々実行する際に、現在の実力を試験スコアとして把握することができます。これにより、効率的な学習PDCAが可能になります。
「AI実力スコア」では、単元ごとのAI実力スコアを求め、それをもとに単元の配点割合を調整したうえで科目ごとのAI実力スコアを求め、最終的に試験全体のAI実力スコアを計算します。単元ごとのAI実力スコアは、独自のスコア計算ロジックにより計算をします。「問題で何度も繰り返し高得点を取る」「過去問や模擬試験など難しい問題で高得点を取る」ことで関連する単元のAI実力スコアが高くなります。また、時間が経過すると「忘却効果」によりスコアが少しずつ減少していきます。AI実力スコアを高めるためには「毎日繰り返し学習すること」が重要です。
この計算ロジックではAIが利用されており、スタディングの受講者の学習履歴データからAI実力スコアを予測するモデルを実装しています。仕組みとしては、これまでの受講者の学習履歴データと、受講者から入手した実際の試験もしくは模擬試験のスコアをもとに、AIが予測したAI実力スコアと実際のスコアの差分を機械学習のアルゴリズムによって最小化していきます。数多くのユーザのデータを収集しつつ機械学習で最適化をかけることでスコア計算モデルが最適化され、AI実力スコアが実際のスコアに近づきます。
毎日欠かさず勉強をしていたとしても、努力の結果は模擬試験などから判断するしかありません。緊張などで100%実力を出すことが難しい生徒にとっては、とても苦しいですよね。そんな生徒たちの日々の努力を「今の実力」として数値化してくれるサービス、受験シーズンが近づく今こそ、利用者も増えていくのではないでしょうか。
出典:PR TIMES
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