生成AI
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最終更新日:2024/04/09
アライズイノベーションの提供するAI‐OCRの新バージョン「AIRead Ver. 3.2」が2021年12月15日より販売開始されました。
文字学習機能を強化し、オンプレミス環境でAI‐OCR用の教師データを自動作成する機能がリリースされます。
このAIニュースのポイント
CNNやLSTMなどのDeep Learningを活用して文字を認識、データ化するAI‐OCRソリューションです。手書き・活字文字、定型・非定型書類のデータ化が可能で、学習機能も有しています。オンプレミス(スタンドアロン型、サーバ型)、クラウド(SaaS型、LGWAN-ASP型)など、様々な形態で利用することができます。
手書き・活字、定型・非定型など、様々な種類の帳票のデータ化が可能です。フリーピッチの手書き文字、チェックマーク、丸囲み、バーコードなどの読み取りができます。
読み取りたい帳票定義や手書き文字の学習機能を、利用者が自由に使用できます。定型・非定型の帳票定義の作成、文字の学習、プレビュー(読み取り結果の確認・編集)ツールを提供します。
文字学習ツールを用いて、誤読した文字の画像ファイルを教師データとして学習させることで読取精度の向上が実現できます。
今回リリースされた新バージョンは教師データの自動作成機能を搭載しており、利用者自身の環境で継続的な識字率の向上を容易に実現します。
AIRead(AI‐OCR)を実行し、オンプレミス環境下に読み取り結果を出力すると、読取結果をAIRead Viewerで確認します。誤読のあった個所はAIRead Viewerで修正・保存・CSVファイルに出力でき、修正された箇所の文字画像ファイル、修正後の値が、それぞれ教師データ、正解データとして蓄積されます。修正の都度、オンプレミス環境に教師データが蓄積されていきます。また、蓄積された教師データや正解データを用いて、追加学習を実行します。学習後に作成されたモデル(AIエンジン)を更新することで、識字率の向上が期待できます。
従来の高性能なAI‐OCR機能に加え、精度向上に欠かせない教師データも自動作成するサービス、業務効率化と生産性向上に大きな影響を与えそうですね。
出典:PR TIMES
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