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QAエンジニア不足をAIで解消。AGESTがAIテストツールを2025年に導入開始
最終更新日:2024/11/12
AGESTは、新サービスとなるAIテストツール「TFACT」を2025年に導入開始すると発表しました。QAプロセスのデファクトスタンダードの確立を目指します。
このAIニュースのポイント
- AGESTがAI搭載のテスト管理ツール「TFACT」を2025年より提供開始
- 「TFACT」はISO/IEC/IEEE 29119に準拠し、QA自動化で開発工数を30%削減。
- 経験が浅いエンジニアでも高品質なQA提供が可能になり、テストアウトソースを促進
株式会社AGESTは、AI機能を標準搭載した独自のテスト管理ツール「TFACT」を2025年より提供開始すると発表しました。このツールはソフトウェア開発においてAIがエンジニアに代わってテストを実施するもので、自律走行型AIとしてテストプロセスのイノベーションが期待されます。
近年、ソフトウェア開発は高度化・複雑化が進んでおり、QA(品質保証)のニーズに応える能力が求められています。この背景にはエンジニア人材不足があり、多くの企業が内部リソースだけでは品質を担保できないという課題がありました。
これに対し「TFACT」は、テストシナリオ作成~実行~検証~デバッグ~レポート作成まで、自律的にAIが実施します。また、ソフトウェアテストの標準規格「ISO/IEC/IEEE 29119」に準拠しており、AIテストの導入に必要な標準化に迅速に適用可能です。
AIは、指定されたテスト対象に対して実行に必要なテストステップの詳細データを生成し、画面情報等の要素を分析しながら自動実行していきます。テスト実施内容はAIが検証し、問題の有無を分析、実行した結果とエビデンスを自動的に格納します。
更に、問題が検出されたテスト結果に対しては、AIが分析してインシデントレポートを作成します。トレース情報等を解析してAIがデバッグし、問題点の自動抽出も可能です。
これらの機能により、これまでの開発でかかってきたテスト工数を30%削減し、市場提供スピードを劇的に改善させます。加えてテスト受注のキャパシティを大幅に拡大させ、これまで以上に顧客の品質向上に寄与します。
また、AGESTのエンジニアが「TFACT」を活用することにより、経験の浅いテストエンジニアでも高品質なQAサービスを提供可能になり、更なるテストアウトソースの加速を推進します。
「TFACT」は2024年12月に本格実証を開始し、利用事業者の募集を経て、2025年1月にβ版の提供開始を予定しています。
出典:PR TIMES
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