生成AI

最終更新日:2024/04/26
アドビは「Acrobat AI Assistant」の一般提供開始を発表しました。ドキュメントの種類にかかわらず活用することが可能で、要約の生成や文書の内容検索などができます。
このAIニュースのポイント
アドビ株式会社は、「Acrobat AI Assistant」の一般提供開始を発表しました。AcrobatおよびAcrobat Readerのデスクトップ版、webアプリ、ベータ版としてモバイル版アプリで利用可能です。ドキュメントの種類にかかわらず活用でき、要約の生成や文書の内容検索などがで可能です。現在は、英語版のみ提供がされています。
「Acrobat AI Assistant」は、生成AIベースの最新対話型エンジンです。全世界の約3兆ものPDFの情報から新たな価値を引き出し、その他のドキュメント(Word、PowerPointなど)に対してもより生産的に作業が遂行できます。
具体的な機能としては、長時間の会議などの長文ドキュメントの要約や、ユーザーからの質問に対してチャット形式で回答することが可能です。他にも、レポートやプレゼン資料などの利用目的に合わせたコンテンツの生成などもできます。これらを活用して、メールの文章作成や、会議の議事録要約、契約書の中から保証に関する条件を特定するなどに活用できます。
また、Google ChromeとMicrosoft Edgeの拡張機能を通じて提供されているため、Webブラウザから離れることなく「Acrobat AI Assistant」の機能を活用してPDFの情報を取得できます。
Acrobat AI Assistant は、Liquid Modeと同じ人工知能と機械学習モデルを活用することで、PDFの構造と内容を独自に理解する品質と信頼性を持ちます。このようなサードパーティLLMとの連携に関して、アドビは非依存型のアプローチを採用しており、あらゆるユーザーが安心してAI機能を利用できるよう、ガードレールを設けています。
出典:PR TIMES
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