広島県、電子申請システムサイトにてAIチャットボット「Bebot」導入
最終更新日:2023/12/09
ビースポークは、広島県電子申請システムサイトにおいて「Bebot」による、電子申請の利用方法に関する応対と主要な行政手続きに関連する情報提供サービスを開始します。
このAIニュースのポイント
- 対応時間が限定されるため相談できなかったり、対象手続きがわからない、といった横断的な質問に対応できないことが課題だった
- Bebotは口語体や長い文章での自由入力がされた場合でも的確な回答を返すことが可能
- 広島県電子申請システムでは日本語の他に英語での情報提供を行っていく
株式会社ビースポークは、広島県電子申請システムサイトにおいて、AIチャットボット「Bebot」による、電子申請の利用方法に関する応対と主要な行政手続きに関連する情報提供サービスを今年度より開始します。
政府が推進する「誰一人取り残されない、人にやさしいデジタル化」に伴い、地方公共団体のDX化が進められる中、「誰一人取り残されない」環境を作ることの難しさが浮き彫りとなってきています。広島県でも問い合わせ窓口や担当を設置してきましたが、対応時間が限定されるため利用者が質問したい時に相談ができなかったり、対象手続きがわからない、といった横断的な質問を、問い合わせ窓口では受けきれない等の問題が生じました。また、問い合わせに関してのデータの正確な収集と、そのデータを活かすための解決法も求められていました。
そこで電子申請システムに関する対応に加え、主要な行政手続きに関する情報を24時間365日提供できる「Bebot」を、広島県電子申請システムに今年度より導入することとなりました。
Bebotは、正確さと迅速さが求められる自治体などの公共機関や交通機関を中心に、国内外の様々な組織で導入されています。行政機関においては、オンライン市役所、手続きの案内、危機管理、災害対応、観光案内や住民の声の収集など幅広い範囲で活用されています。膨大なチャットデータをもとに今現在も改善が続けられ、他社チャットボットと比べ、口語体や長い文章での自由入力がされた場合でも的確な回答を返すことが可能です。
パソコン、スマートフォン、タブレット端末等、各デバイスに応じた最適な状態で表示でき、多言語の対応にも強いのが特徴で、広島県電子申請システムでは日本語の他に英語での情報提供を行っています。
ビースポークは「県民の利便性向上と共に職員の負担軽減を図り、現時点では回答できない質問についても対応可能となるよう、利用履歴をモニタリングし、継続的にバージョンアップを図っていきます。」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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