生成AI

AIエージェント
生成AI
ChatGPT連携サービス
AI受託開発
対話型AI -Conversational AI-
ボイスボット
バーチャルヒューマン
教師データ作成
AI研究開発
通訳・翻訳
声紋認証
機密情報共有・管理
契約書管理システム
ワークステーション
FAQシステム
AIカメラ
生体認証
インボイス制度対応システム
データセットの収集・購入
コールセンター
人事・総務向け
インバウンド対策
コンバージョンアップ
KYT・危険予知で労働災害防止
無料AI活用
顧客リスト自動生成
ロボットで自動化
LINE連携
セキュリティー強化
テレワーク導入
AI学習データ作成
配送ルート最適化
非接触AI
受付をAIで自動化、効率化
AIリテラシーの向上サービス
日本語の手書き文字対応AI-OCR
Windows作業の自動化RPAツール
リスク分析AIで与信管理
紙帳票仕分けAI-OCRサービス
サプライチェーン
AIコンサルティング
最終更新日:2024/04/08
2020年1月23日(木)~24日(金)に東京ビックサイト青海展示棟で開催された「DOCOMO Open House2020」に行ってきました。
会場は、2020年春に商用サービス開始となる”5G”がどのように私たちの暮らしに変化をもたらすのかをイメージしやすいよう、「ようこそ、5Gリアルワールドへ。そしてその先へ。」をコンセプトに多彩な展示が行われていました。
5Gとは高速かつ大容量の次世代型通信システムのことです。より早く、より大きなデータを処理できる環境が整うことから、AIの進化にも大きく貢献することが予想されます。
本展示会ではAIエリアが設けられ、そこで最新のAI技術が紹介されていました。
今回は、より目を引いた最新AI技術をご紹介していきます。
![]()
株式会社Ridge-i(東京都千代田区)とNTTドコモが共同開発するのは、商業施設などでの導入が期待される「同一人物のトラッキング技術」。いくつかのカメラが広いエリアを捉え、そのエリアを訪れた方がどのような動きをしているのか、どの程度滞在しているのか、などをリアルタイムで確認することができます。
![]()
![]()
例えば商業施設で、ある商品の前に長い時間滞在している顧客の購買意欲を「高い」と仮定した際、店員にその状況を把握させ接客に向かわせるなどの使い方が想像できます。また、店員自身の行動データも蓄積ができるため業務改善のフィードバックが行えたり、防犯対策などのセキュリティ面にも活用ができそうです。
今回展示されていたこの技術をベースに、導入側のニーズに応じて様々なカスタマイズ(録画をする/顔認証と連携させるなど)が行えるとのことでした。
今までにも、こういった「映像から行動データを解析する」技術は見たことがあるかもしれません。しかし実は「動画を見ながら人の手で解析・補正を行う」というフェーズから、なかなか抜け出せないという悩みも多いそうです。この精度があがり「無人化」が進むことで、かかっていた人手をより新たな発想を生む方へ費やせることが期待できますね。

次にご紹介するのは、スポーツシーンでの画像解析技術です。テレビなどで「4K」という言葉が浸透したのが記憶に新しいですが、ここでは更に高解像度の「8K」の技術が用いられていました。
画像解析は人間の身体でいうところの「目」に当たります。今までは、被写体までの距離が遠すぎて「人である」ということが認識できなかったものまで自動で認識してくれるようになりました。本展示では日本プロサーフィン連盟(東京都港区)の協力のもと、サーフィンの大会映像の解析が行われていました。

8Kカメラで撮影した大きな画面から自動で選手をピックアップし、別のモニタに映すというものです。拡大しても通常の映像に見劣りしない解像度であることがわかります。
5G同様、他の技術が進化することでAIの可能性がどんどん広がっていくことを感じられました。サーフィンは東京オリンピックの新競技として採用されることが決まっていますので、今夏の観戦にも期待が膨らみます。

最後にご紹介するのは、人間の身体でいう「耳」の機能にあたる音声認識技術を用いたリアルタイム翻訳です。この展示で注目したのはその”速さ”でした。画面中央のタブレットで英語のスピーチが流れていますが、その音を ①マイクが拾う → ②音声認識で英文を書き起こす → ③英文を和訳し表示 という工程を瞬時に行っています。

これを実現したのが、世界中で100万人以上が利用している音声認識AIアプリ「Otter」と、TOEIC960点相当の機械翻訳サービスである「Mirai Translator™」です。グローバル化が進む日本のビジネスパーソンの生産性向上のため3社が連携し、開発を進めています。
外国人の方と自国言語のみでコミュニケーションがとれる未来も、そう遠くなさそうですね。

今回展示されていたAIの技術は、それぞれが「目新しい」ものではなく、今までの技術が洗練されてきた「進化版」だと感じました。今までは机上の空論だったアイデアが、様々な技術の発達で現実になってきています。
同会場内では「ようこそ、未来の日常へ」と銘打った”DOCOMO 202X CONCEPT”という未来の1日を疑似体験できるエリアが盛り上がっていました。私たちが幼いころに創作の世界で見ていた景色が、近づいてきていることを感じられる時間になりました。
DOCOMO Open House 2020
主催:株式会社NTTドコモ
会期:2020/1/23(木)~24(金)
会場:東京ビックサイト(青海展示棟)
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら