生成AI

最終更新日:2026/05/08
運転特性から脳の健康度を推定
NTTデータは、運転特性から脳の健康度を推定する「脳健康モニタリングサービス」の提供を開始しました。ドライバーに推定結果を通知し、運転・健康寿命の延伸と安全運転の維持を目指します。
このニュースのポイント
株式会社NTTデータは、ドライバーの運転特性から現状の脳の健康度を推定する「脳健康モニタリングサービス」の提供を開始しました。
あわせて、kmタクシーを展開する国際自動車株式会社(以下、kmタクシー)は、全ドライバーのうち65歳以上の約700名を対象に本サービスを先行導入します。
認知症の患者数は年々増加傾向で、特に65歳~75歳において発症者が増え始めるといわれています。社会的な影響の一例として挙げられるのが、認知機能低下による運転事故です。高齢者が第一当事者となる死亡事故の割合は増加傾向にあり、その多くで認知機能の低下が疑われるというデータもあります。
こうした背景から、NTTデータとkmタクシーは、ドライバーの運転特性データを活用して脳の健康度を推定する仕組みの開発を進めてきました。2024年に実証実験を開始し、2025年にアルゴリズムの有効性を確認したのち、実証および運用検証を重ね、今回商用サービスとしての提供に至りました。
「脳健康モニタリングサービス」は、ドライブレコーダーなどから収集した走行データを活用し、運転速度、加減速、走行パターン、危険挙動などの運転特性をAIで分析します。
脳の健康度との相関が推定される挙動を独自に定義したアルゴリズムにより、ドライバーの脳の健康度を推定し、定期的にレポートとして提供します。これにより、経時的な変化を把握できるほか、自発的な行動変容のきっかけを提供します。

本サービスは、既存のドライブレコーダーを活用できるため、業務の中で負担なく継続的にモニタリングが行える点が特長です。事業者は、日常業務で使用している車両から位置情報を取得することで、ドライバーである従業員の脳の健康度を定期的に確認できます。
kmタクシーは、本サービスの先行導入により、従業員の脳の健康度を定期的に確認し、管理者による安全指導や保健師との面談、既存の健康施策との連携を図り、安全運行と従業員の健康管理を両立します。
NTTデータは、タクシーや物流などの事業者向けに、法人向けサービスとして本サービスを本格展開します。将来的には一般の個人ドライバー向けサービスも検討していく方針です。
NTTデータは今後も、モビリティ分野とヘルスケア分野との連携を拡大し、安全運転の維持と運転寿命・健康寿命の延伸に貢献するとしています。
出典:株式会社NTTデータ
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