生成AI

最終更新日:2026/02/06
Wikipedia 新パートナー発表
Wikimedia Foundationは、オンライン百科事典Wikipediaの創立25周年記念として、複数の企業が新たに同社のパートナーとして参加したことを明らかにしました。
このニュースのポイント
Wikimedia Foundationは、多言語オンライン百科事典Wikipediaの創立25周年を記念し、同社のパートナーとして複数の企業が新たに加わったことを発表しました。今回参加した企業は、Amazon、Meta、Microsoft、Perplexity、そしてMistral AIです。
近年、AI技術の発展に伴い、Wikipediaの知識はこれまで以上に幅広い分野で活用されています。Wikipediaは現在、300を超える言語で記事を提供しており、その数は6,500万件以上に上ります。
毎月の閲覧数は約150億回に達しており、世界で最もアクセス数の多いウェブサイトトップ10にも入ります。その中でも非営利団体によって運営されている唯一のウェブサイトです。
Wikipediaに収録された情報は、生成AIチャットボットや検索エンジン、音声アシスタントなど、さまざまなサービスで参照されています。さらに、大規模言語モデルの開発や運用においても、重要な知識データの一つとして利用されています。
こうした背景から、Wikipediaのコンテンツを利用する企業には、責任ある活用とともに、将来にわたる知識基盤の維持への貢献が求められています。その受け皿となる取り組みが、Wikimedia Enterpriseです。
Wikimedia Foundationが開発したWikimedia Enterpriseは、WikipediaをはじめとするWikimediaプロジェクトのコンテンツを、企業向けに安定的かつ大規模に提供する商用サービスです。
特定の記事の最新内容を取得できるオンデマンドAPI、各言語版のWikipediaを1時間ごとに更新されるダウンロード可能なファイルとして提供するスナップショットAPI、更新情報をリアルタイムで受け取れるRealtime APIなどを通じて、信頼性の高いデータアクセスを可能にしています。
加えて、Wikimedia Enterprise APIでは、Wikipediaの情報に加え、それを補完する他のWikimediaプロジェクトのデータも利用できます。これにより、旅行分野のデータを含むナレッジグラフや、教育資料を活用したRAGモデルなど、より専門性の高い用途にも対応可能です。
Wikimedia Enterpriseは、今回のパートナー拡大を通じてWikipediaが大切にしてきた正確性や透明性を維持しながら、世界中のボランティアによって蓄積されてきた知識を、より多くの人々に届けていきます。
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