生成AI

最終更新日:2025/12/12
虹彩マルチモーダル生体認証技術
NECは、厳格な本人確認が求められるシーンでも、手ぶらで立ち止まることなくストレスフリーに認証を行う、ウォークスルー型の顔・虹彩マルチモーダル生体認証技術を世界で初めて開発しました。
このニュースのポイント
日本電気株式会社は、厳格な本人確認が求められるシーンでも、手ぶらで立ち止まることなくストレスフリーに認証を行う、ウォークスルー型の顔・虹彩マルチモーダル生体認証技術を世界で初めて開発しました。
近年、厳格な本人認証が求められる国境審査や航空、決済シーンなど生体認証の活用が広がっています。しかし従来は、生体認証に加えてカード提示やパスワード入力を組み合わせた二要素認証が主流であり、そのプロセスに時間がかかり、混雑が発生するという課題が存在しています。
今回開発された技術は、NISTのベンチマークで複数回1位を獲得した顔認証システムと、同じくNISTのベンチマークで1位を獲得した虹彩認証技術を組み合わせています。
単一の生体認証を上回る精度を発揮し、1億人以上の登録者の中から、歩いている利用者を瞬時に識別する、厳格な本人確認を実現しました。

また、虹彩認証に適応したNEC独自のAI技術を活用し、移動によるブレやよそ見、メガネの有無など認証を妨げるような悪条件であっても、生体の特徴を正確にとらえることが可能です。
さらに本技術は、小型カメラ、赤外線ライト、処理用プロセッサー、結果表示ディスプレイなど最小構成で導入できます。
屋外や逆光、暗所、遮光による陰影がついた状況など、様々な環境下でも高い認証精度を維持するため、場所を問わずシステムに組み込め、特別な設備工事や大がかりな環境整備を不要としています。
NECは、今後も業種横断の先進的な知見と研ぎ澄まされた最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題と顧客の経営課題を解決に導くとしています。
出典:日本電気株式会社
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