生成AI

最終更新日:2025/10/02
さくらインターネットは、生成AI向け推論API基盤「さくらのAI Engine」の一般提供を開始しました。これにより、LLMなどの基盤モデルをAPI経由でアプリケーションへ手軽に組み込めます。
このニュースのポイント
さくらインターネット株式会社は、2025年9月24日(水)より、生成AI向け推論API基盤「さくらのAI Engine」を一般向けにも提供を開始しました。これにより「さくらのクラウド」のコントロールパネルから本サービスを利用できます。
本サービスの提供に併せ、従来より提供済みの「さくらの生成AIプラットフォーム」は、生成AI向けビジネス基盤「さくらのAI」へ名称が変更になりました。
「さくらのAI Engine」は、生成AI向けクラウドサービス「高火力」を基盤に、APIを通じて国内外複数の基盤モデルやRAG機能を提供します。また、「さくらのAI Engine」は、生成AI活用に必要な機能群を統合したビジネス基盤である「さくらのAI」の中核となるサービスです。
特徴として、インフラ構築が不要、開発しやすいAPIベースの構成、RAGの迅速な実装など、導入や開発のしやすさが挙げられます。企業は目的や性能用件に応じて最適なモデル基盤を選択し、生成AIを活用したアプリケーションを自社サービスに組み込めます。
加えて、基盤モデルの選択は、さくらインターネットが運営する国内データセンターで構築されたインフラ上で行われます。そのため、機密情報や個人情報を国内で取り扱いでき、公共分野や高いセキュリティ用件が求められる業種でも安心して導入できます。
推論処理には、NVIDIA製の高性能なGPUを採用しており、複雑な生成AI処理にも安定したパフォーマンスを発揮できます。これらの機能は今後もさらなる拡充を予定しています。
今後、さくらインターネットは「さくらのAI」のもと、生成AIを活用した各種サービスを段階的に拡充し、企業の業務効率化や事業の成長を継続的に支えていくとコメントしています。
出典:さくらインターネット
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