生成AI

最終更新日:2025/09/05
NTT西日本と立命館は、教育向け生成AIの共同開発・活用推進を開始しました。立命館学園の全学習者に向けて「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実を図ります。
このニュースのポイント
NTT西日本株式会社と学校法人立命館は、教育向け生成AIの共同開発・活用推進を開始しました。この取り組みは、2020年8月25日に締結した「ソーシャルコネクティッド・キャンパス」構想に関する連携協定のもととなる「学園ビジョンR2030」に基き、立命館学園の約5万人の学習者と40万人の卒業生を対象に「個別最適な学び」と「協働的な学び」を充実させることを目指しています。
立命館では「学園ビジョンR2030」のもと、大学や附属校を超えたシームレスな教育・研究を展開しています。多様な個人や組織が交わる学園の「総合知」を活用し、テクノロジーを適切に導入して教育・研究の質向上を図ります。
具体的には、学習の可視化と立命館オリジナルAIのR-AIの本格的な活用を通じて個々の学びを支援するとともに、生成AIや電子教科書、学習管理システム(LMS)、AIとの会話履歴を連携させることで、一人ひとりに最適化された学習環境を提供します。
また、共通ID「LinkU-ID」とLinkedInラーニングを組み合わせ、生涯学習を支えるオンラインサービスを展開します。さらに、先輩の学びの軌跡を後輩がキャリア検討に活かせる仕組みを整備するとともに、卒業生同士がつながるアルムナイネットワークを形成できるプラットフォームづくりも進めています。
一方、NTT西日本は、学生や教職員向けの文教ビジネスを展開し、卒業生とのつながりを強化するための認証・連携サービス「LinkU-ID」を開始。卒業生が学び続ける環境を整え、生成AIやLMSなどのテクノロジーを活用した新サービスの創出を進めています。
今後、立命館は、キャンパスを児童・生徒・学生・教職員・卒業生の交流の場として活用し、リアルとデジタル(生成AIなど)を融合させることで教育に貢献していく方針です。また、NTT西日本は、その取り組みを最新のテクノロジーで支援します。
出典:NTT西日本
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