生成AI

最終更新日:2025/08/19
奈良市は、市民や観光客からの問い合わせ対応の利便性向上を目的に、生成AIを活用したチャットボットの試験運用を奈良市公式ホームページで開始しました。
このニュースのポイント
奈良県奈良市は、株式会社センキョが提供するChatGPTを搭載した「GOV AI」に奈良市の情報を学習させたチャットボットの試験運用を開始しました。それにより市民からの質問に24時間365日回答できる体制を整えます。
今回の試験運用では、奈良市公式ホームページのロボットアイコンからチャットボットを利用できます。テキスト入力だけでなく、音声での質問・回答も可能です。さらに、多言語対応や観光情報の提供にも対応しています。
「GOV AI」の導入により、従来のチャットボットと比べて職員が「よくある質問」などの回答パターンを作成する手間を減らし、負担を大きく軽減します。
加えて、奈良市役所本庁1階の「AI&リモート総合案内」では、タッチパネル式デジタルサイネージを設置し、庁舎内の行先案内や簡単な問い合わせに対応しています。
令和7年3月時点で1,455件のFAQを搭載し、月間平均約600件の利用がされています。この取り組みは、サービスをいつでも気兼ねなく提供するための第一歩として行われています。
出典:PR TIMES
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